ビジョンは「すべての人をより輝かせる」-AIエージェントサービスを提供するCaratが目指すもの-

2020.01.30

AIを活用して求職者と企業双方の効率的な転職・採用活動を支援するマッチングサービス「GLIT(グリット)」を開発・運営する株式会社Carat(カラット)

今回、代表取締役の松本直樹さんと、取締役 兼 CTOの齋藤陽介さんにインタビューを行い、株式会社Caratが目指すビジョンや、求めるエンジニア像などについて伺いました。

代表取締役・松本直樹さん(写真右)
同志社大学商学部卒業(2014年)。SHIFTに入社し、外資系大手SIer案件にてオフショアへのテストアウトソーシングのコンサルティングを行う。新卒1年目から部署の立ち上げを行い、営業/顧客折衝/提案/プロジェクト管理/予算管理/採用と幅広い業務を経験後、海外に設立した子会社の立ち上げ支援を行う。
取締役 兼 CTO・齋藤陽介さん(写真左)
京都大学大学院情報学研究科修了(2014年)。大学院時代はインターネット広告におけるリアルタイム入札の研究を行い、経済学で用いられる市場モデルを応用した入札戦略を提案。
SHIFTに入社し、業務用Webアプリケーションの開発に携わる。 設計・開発、運用から営業支援に至るまで、あらゆる工程を経験。

ビジョンは「すべての人をより輝かせる」

――まず最初に、Caratが掲げるビジョンや、どのような事業を行っているかについて教えてください。

松本
Caratで掲げているビジョンは、「すべての人をより輝かせる」。会社の名前も、このビジョンに由来しています。事業会社を作るという方向性の中で、現在はHR Techの領域において、AIエージェントサービスの「GLIT」を開発しています。

この「GLIT」では、求職者の方に向けて、アプリで気軽に転職活動ができ、かつ検索型ではなく求人情報がレコメンデーションされるサービスを提供しています。また、求人企業や求人メディア、人材紹介会社の方々に向けては、採用のためのプラットフォームを提供しています。

――現在の事業を行うにあたって、どのような経緯があったのでしょうか?

松本
もともと僕と齋藤は、前職のSHIFTという会社の同期で、一緒に起業しました。起業してから、いくつか事業アイデアを進めてきた中で、軸としていることが3つあります。

1つ目が、マーケット創出型ではなく、マーケットリプレイス型であること。
2つ目が、解決すべき課題のインパクトや数が大きい業界であること。
そして3つ目は、主に僕らファウンダーが、意志を持って継続してコミットできる領域であること、です。

この3つが揃うところでチャレンジしようという考えがあって、仕事やキャリアに関する領域が面白いのではないかと。なので、最初は「こんなプロダクトがあったらいいよね」というアイデアベースで始まりました。Caratとしては、現在ちょうど4年目に突入したタイミングになります。

よりスムーズな転職活動で、キャリアの選択肢を増やす

――Caratでは、今後どのような事業展開をしていきたいと考えていますか?

松本
転職サイトって、ネット上にたくさん存在しますよね。働きながら、それを個別に探しつつ、使いこなして転職活動をするというのは、なかなか大変なことだと思うんです。

なので、それを統合してワンプラットフォーム化し、「GLIT」を使えばどの求人媒体の求人情報にもアクセスでき、かつ自分向けに提案されるようにしたい。そうやって転職活動をスムーズにすることによって、その人のキャリアの選択肢が増え、より良い会社に行ける、ということを実現していきたいと考えています。

――2019年11月には、大手転職サイト7サービスとの連携も発表されました。

松本
もともとは、転職活動をする人と採用活動をしている求人企業をマッチングする、というソリューションのみを主としていたのですが、それだけでは拡大が難しい面もありました。

そこで現在は、「マイナビ転職」や「エン転職」などを始めとする、大手転職サイトさんと連携し、アグリゲーションの形を取らせていただいています。求職者の方には、各転職サイトが保有する求人情報を提案、転職サイト側には求職者の情報を共有する、というビジネスモデルへ舵を切っている段階です。

※本記事公開2日前の2020/1/28には株式会社 HR Forceとの連携も発表されました。

スモールな体制で、プロダクトの良さを追求していく

――現在、Carat社はどのような体制で運営されているのでしょうか?

松本
正社員としては、役員2人とマーケティングを担当する社員が1人。2020年1月から、事業責任者として入る社員がいるので、正社員が4人になります。

開発のメンバーは、Findyさんからご紹介いただいた方も含めて、4~5人ほど。副業の方もいるので、多少は変動することがあります。もう1人、副業のデザイナーの方がいて、全体で合わせて10人くらいが関わっているような状況です。

――ビジョンを実現するために、どのような体制にしていきたいと考えていますか?

松本
会社全体で掲げている方針としては、労働集約型産業はやらない、ということです。

人が増えると、人の問題が多くなってしまって、それに対応しようとするほど、事業やプロダクトの問題に向き合いにくくなってしまう。なので、もちろん必要なポジションは採用していくのですが、むやみに人を増やさず、スモールな体制でやっていきたいと考えています。

また、HR Techや求人メディアは、セールス主体の体制になりやすい傾向にありますが、そうではなく、基本的にプロダクトの良さを追求していく方向性で考えています。

――プロダクトに関して、今課題だと感じていることがあれば教えてください

松本
いかに継続して使っていただくか、「GLIT」に価値を感じて転職していただけるか、などですね。このあたりは、まだまだ課題だと感じています。

ビジネスモデルが出来つつあるので、費用をかければ伸ばせる部分もあるとは思います。ただ、本当に僕らのプロダクトに価値を感じていただいて、自然に伸びていく形にしたいので、そういう確信を得られるところまで、早くたどり着きたいと思っています。

将来的に、R&Dに投資できる体制を目指す

――開発チームとしては、今後どのような体制を作っていきたいと考えていますか?

斎藤
やっぱり技術に強いチームは作りたいですね。それから、将来的にはもっとR&Dができる環境にしたいと思っています。それが事業になるかはわからないですが、GAFA(Google・Apple・Facebook・Amazon)などを見ていても、そこが強い企業が勝っているなと。

松本
それについては、経営方針とも繋がっています。R&Dに投資できるGoogleやFacebookは、利益率が40%を超えるんです。そういう利益率の高い体制にしていけば、R&Dのコストは許容範囲になります。どれだけ業績が伸びても、利益率が低い企業には厳しいタイミングが確実にあると思っているので、そこは意識していますね。

それに加えて、人材領域ではふわっとした部分というか、定性的な側面が強いじゃないですか。採用は人が判断することなので、感覚的な部分もすごく大きい。例えば、恋愛の領域ではマッチングサービス「Pairs」でも、いろいろな研究開発をされていたりします。そういった形で、転職にまつわる機微なところを研究開発できたら、面白いなと思っています。

――エンジニアとビジネスサイドの関係性としては、どのような形を目指していますか?

松本
Bizdevと開発がしっかりコミュニケーションを取り、事業を伸ばしていくことで、ユーザーや株主などステークホルダーを含めて、三方良しになる体制を目指したいですね。

Caratでは、マーケティング担当のメンバーも、クエリを叩いて分析できたりします。僕も少し見るくらいはできるので、そういうことをやれる人がBizdevに多いとスムーズだと感じます。数字ドリブンでなく、表面的にお客さんの声だけを拾ってきてしまったりするのは、あまりよくないと思うので。

開発コストがどれぐらい掛かって、会社としてリターンがどれぐらい得られるのか。それによって、ユーザーが本当にハッピーになるのか。そういうところを、きちんとファクトや数字に基づいてディスカッションできる環境が理想だと考えています。

雇用形態を問わず、フラットで透明性の高い環境

――副業や業務委託のメンバーの方とは、普段どのようにコミュニケーションされてるのでしょうか。

松本
リモートワークをされている方が多いので、SlackやZoomを使ってコミュニケーションを取ることが多いですね。

――オンラインでのやり取りが中心になることで、コミュニケーションに難しさを感じることはありますか?

齋藤
たしかに、直接顔を合わせてやり取りする方がスムーズな部分はあると思います。ただ、こちらからの仕事の渡し方が重要なのかなと感じていて。リモートでも動きやすい仕事の渡し方を心掛けているので、それほど難しさを感じることはありません。

例えば、仕様をきちんと固めて、解釈の齟齬が出にくいレベルまで落とし込んでから渡すようにしたり。任せられる人には、要件だけ決めて「やり方はお任せします」というパターンもあったりするので、人によって合わせ方を考えて対応しています。

――定期的に行われているミーティングなどはありますか?

齋藤
現状は、毎週や毎月など決まった定例会議はなく、新しくお仕事をお願いする時に、オンライン通話などで話しています。

事業が今どんな風に進捗していて、どんな課題があるかをお話した上で、「こういう仕様で作ろうと思っているので、◯◯さんにはこれをお願いしたいです」という感じで、きちんと背景まで含めて伝えるように心掛けていますね。

――雇用形態を問わず、フラットな環境で業務が行われているのでしょうか。

松本
非常にフラットです。社内の情報も、基本的に全部見れるようになっています。KPIなどは、全員が入っているチャンネルに毎日流れていますし、Re:dashを使ってデータベースを可視化しているので、もし足りない情報があってもクエリを叩けば出すことができます。

オープンにしているので、僕らから「こうしてほしい」と言うだけでなく、公開情報を踏まえて、副業や業務委託で関わっているエンジニアの方から、意見や提案をいただくこともあります。それで、新しい気づきを得られることも少なくありません。

エンジニアの目線から見たCaratの魅力

――エンジニアの目線で、技術的に面白さを感じる部分はどのようなところでしょうか?

松本
最近の例で言えば、レコメンドのアルゴリズムの部分を作るにあたって、どういう技術を使うかなどは、提案ベースで行われています。そういうところは、面白さの1つになっているかなと。

斎藤
僕が壁打ち相手になりつつ、業務委託の方に「こういうシステムを作ってください」という感じでお渡しして、丸ごとお任せしています。

技術選定に関してもこちらで指定するのではなく、提案していただけるような進め方にしていて。それが妥当な選択だと思われるものであれば、お任せするという形ですね。その方が、その方のモチベーションも上がると思いますし、形態の違いはあれど、一緒に事業を推進していく仲間なので信頼しています。

――技術以外の面で、エンジニアの目線から見た御社の魅力について教えてください。

斎藤
事業の中身が社内で公開されているので、自分が作ったものが世の中にどう影響を与えているのか、会社にどれくらいインパクトを与えているのか、などが見えやすいです。そういったところにモチベートされるタイプの人にとっては、すごくいい環境だと思います。

松本
自分が作ったものによって、例えばここの数字が2倍に上がったとか、そういうビフォーアフターが見えやすい環境ですね。デザインや開発をするにあたって、まずはスピーディーに出して良かった・悪かったの判断ができるところも、当社の魅力だと思います。

――最後に、Caratではどのようなエンジニアを求めているか、キャリアを検討中の方にメッセージをお願いします

松本
数字が好きな人ですね。あとは、仕様の詳細設計や、案件の割り振りレビューなどのPMタスクも担えるような人。それにプラスして、コーディングできる人が理想です。将来的に起業を考えている方や、事業サイドの視点を踏まえたサービスづくりの経験をしたい人には向いている環境かなと思います。

斎藤
プロジェクトマネージャーをやりつつ、自分もコードを書きたい人ですね。プレイングマネージャー的なポジションに興味がある人にとっては、良いチャレンジができる環境があると思います。少しでも興味を持っていただければ、是非お気軽にご連絡ください。

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