Findyの石川(@HRBizDev1)です。
さて、8月も終わりましたので、Findyエンジニア組織振り返りをしたいと思います。
今月から新規追加したデータがあるので、是非最後までご一読いただけると幸いです。
(活動時間帯については月別であまり大きな差がなかった為、今回から割愛します)
これまでの記事
【リアルな数字を公開】Findy Teamsを使って、Findyのエンジニア組織を調べてみた
【リアルな数字を公開】Findyエンジニア組織レポート_2020年7月度
目次
数字から見る8月度のFindy
全体の活動量の変化:コミット数の大きな伸び
まず、全体の活動量です。フルタイムメンバー数は先月から変動ありません。
コミット数に何があったのでしょうか。
コミット数をブレイクダウンして個人別に見ていくと、ある特定のメンバーが全体のコミットボリュームを押し上げていました。7月から加わった新メンバーで初月に引き続き、8月もたくさんのPRを作成してくれているので、比例してコミット数が増えていることが分かりました。
本人曰く『僕くらいの年齢になると、Joinしてすぐにバリューを発揮することを求められるので、今回は最初からフル回転してみました。直近1ヶ月のコミット数が300超えてました。』とのことです。
めちゃくちゃ頼もしいコメントです。ご本人が自発的にタスクを巻き取って開発を進めてくれていて、とても助かっています。
また、8月は「コメント数」に大きな変化生じていた月でしたので、そちらの情報も開示します。
コメント数の推移は以下のようになります(比較しやすいよう4月からのデータを出しています)。
グラフを見るとわかるとおり、8月になってから全体コメント量、特にReviewコメントが増えています。
これは新規サービス「Findy Teams」の開発を加速させる為に、他サービスの開発に関わっているメンバーにレビューのサポートをお願いしたことが主な理由です。
これにより、Findy Teamsの開発クオリティがかなり上がったのですが、反面レビュワーを担当したメンバーの負荷が思った以上に増えてしまったことが他の指標から読み取れたので、途中からは少しレビュー負担を軽くするような対応を取りました。
リモートでの開発が増え、お互いの様子が見えづらくなっている今だからこそ、ファクトベースに適切なフォローを実行出来るようなサービスを作っていきたいと思っています。
個人別の内訳:Findy Teams開発チームの伸び
次に個人別の内訳です。
7月にFindy Teamsの開発チームでIssueを新規作成していたので、8月は実装フェーズとして特にFindy Teamsの開発チームメンバーのアウトプット量(特にピンク)が伸びてきています。
Findy Teamsはβ.ver2のリリースに向けて、現在、鋭意開発中です。是非ご期待ください。
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また、新しい指標として「PRクローズまでの所要時間とPRに対するコメントの分布」を見えるようにしました。プルリク毎にクローズまでにどれだけ時間がかかり、且つコメントがついているかが見えることで、プルリクエストが巨大になっていたり、設計が複雑になりすぎたコードになっていないかがわかります。
弊社のクローズ時間は1日程度(30時間前後)の為、概ね左下に集約されるのですが、コメント数が他と比べて多かったり、逆にコメントがついていないのにクローズまでの時間が長くなっている外れ値の存在がわかります。
人によって分布が全く異なるケースがあります。
社内で共有したところ、
Aさん『BさんのPRはすんなりマージされてますね』
Bさん『当然の結果やwww』
といったコミュニケーションが生まれ、とても盛り上がりました。
※毎回書いているような気がしますが、これは性格診断的な話なので良し悪しを決めるものではありません
まだ、この指標をどのように活用できるかは、議論しているところではありますが、例えば、『この人は、どういう仕事の進め方をする人なのか』が分かっているとマネジメント時には役立てることが出来そうだなと考えていたりします。
レビュー状況
8月はプルリクがクローズされるまでの平均所要時間は「31.8時間」でした。
毎回書いていますが、土日を挟まずにプルリクオープン→レビュー→リリース or クローズまでの判断が継続できていると思います。
特に8月は年収予測機能のアップデートがありましたが、大きな影響がなかったことはチームが上手く回っている証拠なのかなと。
今後大型のアップデートを予定していますので、来月以降どんな変化があるか楽しみです。
まとめ
弊社CTOからのコメント
7月に作るべきものを仕様に落とし込んでいたので、8月は実装に時間を割いてました。
体感的にPRを作るスピードがあがっているように感じていましたが、実際の数値でもスピードが上がっていることが反映されており、ズレが生じていなくてよかったです。
先月は特にPRの生存期間を短くすることを意識していて、Findy Teams開発チーム単体だとPRクローズ時間はちょうど24時間だったので、かなりタイムリーな対応が出来ていたと思います。
弊社EMからのコメント
8月は年収予測機能のアップデートや企業向けの大型機能の開発が進捗した月でした。
今までは自分がイシューを切ることが多かったですが、8月に入ってから機能毎に各メンバーにイシューを切るところから任せられるようになりました。
数字上でも今までIssueを作っていなかったメンバーの数値に変化が現れているのはもちろん、コメント量の変化を見ても今までよりコミュニケーションが増えて良い傾向だなと感じています。
さいごに
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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補足1:本記事はクローズドでβ版提供中の「Findy Teams」で抽出したデータを使用しています。抽出したデータを別のツールを使って加工したものを使用していますので、実際の画面とは異なります。また、分析している数値は解析指標のごく一部になります。予めご承知おきください。
補足2:本記事はフルタイムメンバーのみの数値です。弊社にはフルタイムメンバー以外に複数のフリーランス、副業メンバーが在籍しています。その為、会社全体としての活動量は本記事の数値よりも上振れしております。予めご承知おきください。
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エムスリーキャリア(株)でキャリアコンサルタント、採用支援(RPO)の運用責任者、HR-Tech系新規事業サービス責任者を経た後、2019年3月にFindyへジョイン。個人でもヘルスケア・HR領域を中心に新規事業やプロダクトのアドバイザリーを実施。SHIP(Shinjuku Healthcare Incubation Park)2期生。つけ麺とサッカーと猫が好き。岡山県出身。