目次
はじめに
こんにちは、Findy CTO の @ma3tk です。最近 Findy では副業エンジニアが増え、5名のエンジニアにジョインしてもらっています。とてつもなく優秀な方と一緒に働けているので、とても嬉しいです。1年ほど関わってもらっている方もおり、楽しく皆さんにやってもらえているのではないかと思います。
そこで1年間を見てきて、副業をすると転職にどう有利になるのかというところを今回お話しようと思います。
ポイント
- 自分のスキルセットを使って新しい分野で検証できる
- 違ったフェーズを体験することで複数の開発スタイルを学べる
- 現職で起こった負債を解決し、その知見が得られる
自分のスキルセットを使って新しい分野で検証できる
例えば、フロントエンドの場合、Vue も React も使える状況において、どちらかで大規模なサービスの Production 経験はあるが、もう片方の良さを生かしてサービスに導入してみるなど実際に開発提案してみることで自身の中で複数の似たライブラリの検証をしつつ、自分のスキルセットの一つとして身につけることも可能です。もちろん、Vue や React という大きいものではなくても、小さな一部のライブラリでも新しく試してみるということは可能だと思います。開発チームの考え方次第ではありますが、有効な手段ではないかと思います。
違ったフェーズを体験することで複数の開発スタイルを学べる
他にも、フェーズという視点で、ジョインする会社を考えてみるのも手かもしれません。例えば、現在大きい会社に所属しているが、小さなベンチャーのフェーズで自分のスキルが役立つかなども検証しつつ、人数やサービスの状況が違うところではどういった流れで開発をしていくかなどの感覚を掴むことができます。初期の段階からスピードも品質ももちろん大事ですが、スピードと品質のバランスと納期までどう振る舞うかを味わえるかと思っています。
現職で起こった負債を解決し、その知見が得られる
今 Findy 社でもこのモチベーションでジョインしてくれているエンジニアがいます。今大きな会社にいるものの、社内で「こうだったら今やりやすかったのに」といった「たられば」の話を実際に大きなサービスとして提供する前の小さな段階から対策していってくれています。早めに負債になりかねない部分をリファクタリングして潰していく事ができるというのが副業で小さな会社にジョインするメリットです。
終わりに
今回は簡単にですが、ベンチャーで副業エンジニアをやってみることでのメリットを書いてみました。これらのスキルが有ることで、今大企業にいるけどベンチャーに飛び込みにくいといったハードルを下げ、実際にベンチャーにも行きやすい状況を作れたり、新規事業の部署に異動するのが容易になるのではないでしょうか。
もちろん、これ以外にも業務委託として業務委託費を企業からもらえるのが一般的なので是非チャレンジしてみていいんじゃないかと思っています。
しかし、企業としても副業を受け入れたことがなかったり、副業エンジニアとしてもどれくらいの金額をもらっていいものなのかというところは悩ましいところかもしれません。宣伝ではありますが、弊社の単価保証型案件紹介サービス Findy Freelance では個別に適正単価を算出しています。この金額でいいのか、もしくはいくらが適正なのかなど気になったら是非登録して試してみてください。
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読んで頂きありがとうございました! 宜しければ、エンジニアの皆様はFindyでご自身のスキル偏差値を測定してみてください。
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東京大学 情報理工学系研究科 創造情報学専攻(*)卒業後、グリーに入社し、フルスタックエンジニアとして勤務する。2016年6月にファインディ立上げに伴い取締役CTO就任。
*大学院では、稲葉真理研究室に所属。過去10年分の論文に対し論文間の類似度を、自然言語処理やデータマイニングにより内容の解析を定量的・定性的に行うことで算出する論文を執筆。