エンジニア転職Findyもおかげさまでユーザ数1万人を突破し、ユーザからのフィードバックもたくさんいただくようになりました。
その中で多いものとして、「スキル偏差値の計算がどうなっているのか」「スキル偏差値の上げ方が知りたい」というものがあります。
今回は、スキル偏差値の一つの評価指標であるプルリクエストとスキル偏差値の関係について説明したいと思います。
スキル偏差値とOSSについて
OSSによって世の中がどんどん便利になっていくのはエンジニアのとても素晴らしい文化だと思います。OSS活動は世の中のコードに対して貢献できる喜びが得られるという側面と、個人の成長やブランディングの蓄積となっていくという側面があります。
Findyのスキル偏差値は、OSS活動で世の中のコードに貢献した結果、スキルや影響力を可視化出来るエンジニアのキャリアの一つの指標となることを目標に開発しています。
スキル偏差値自体まだまだ改善点は山積みですが、GitHubから算出したスキル偏差値が、ユーザが入力した年収と相関するという結果が出ています。
また、スキル偏差値のアルゴリズムについては特許も出願しています。
プルリクエストはプレゼン能力の一つである
スキル偏差値について、以前公開した記事には以下のように書かれています。
コードをどれくらい書いているか、他のプロジェクトへどれだけ貢献しているか、他者からのコードの支持やアカウントの影響力を中心に解析している
こちらの説明の「他のプロジェクトへどれだけ貢献しているか」の評価指標の一つにプルリクエストがあります。
OSSにおけるプルリクエストは、規模が大きくなるほど関わる人数も多くなり、マージに至るまでに様々な議論や調整が必要になると思います。
つまり、プルリクエストを指標とした評価には、実装力だけでなく、ディスカッションやプレゼンテーション能力といった仕事を進める上で大事な能力も含まれると考えています。
実際に、多くのFindyユーザにお会いしてきましたが、非常にディスカッションやプレゼンテーション能力が高い方が多いと感じました。
また、スキル偏差値とプルリクエスト数の関係を調べてみましたが、スキル偏差値が高い人はある程度プルリクエストを出している傾向があるようです。
OSSにプルリクエストを出してスキル偏差値を上げよう!
OSS活動をやったことがない方も、まずはREADMEやドキュメントの修正などからでも挑戦してみましょう!
先月、月ごとのプルリクエスト数をFindy上で確認、通知出来る機能をリリースしたので、活動の成果を振り返ってモチベーションにしていただけると幸いです。
※スキル偏差値は様々な指標から総合的に算出しているので、プルリクエストを出したからといって必ず上がるわけではありません。
今後は、さらなる解析の進化に加え、開発のモチベーションとなるような機能強化を行っていきたいと思っています。
読んで頂きありがとうございました! 宜しければ、エンジニアの皆様はFindyでご自身のスキル偏差値を測定してみてください。
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また、Findyでは年齢や勤務形態を問わず、様々な働き方で採用をしています。興味のある方は、こちらからご応募どうぞ!
’12年に株式会社オールアバウトに新卒エンジニア1期生として入社。サーバのクラウド移行やDevOpsの推進、サイトリニューアルの開発などを担当。その傍ら、週末に3社ほどのスタートアップの開発や立ち上げの手伝いを行う。’17年11月よりFindyに正社員1人目として参画。