受託だけではこの先は苦しいかも!?受託開発企業の生存戦略を考えてみた

2018.11.21

こんにちは。Findyで副業をしている、桑原 (@kuwahara_jsri)です。

世界中に数多くの受託開発企業が存在しますが、その企業の数だけ生存戦略があると思います。私はIT業界の受託企業で5年間お仕事をしてきまたが、特に受託開発企業はこの戦略を考えることが重要と考えています。

今回は、今後の受託開発をメインの事業としている企業の生存戦略を、個人的に考えてみましたので、まとめたいと思います。

※本記事では、IT業界のシステム開発・アプリケーション開発を対象とします。

「受託開発企業」とは

おそらくみなさんご存知かと思いますが、改めて受託開発の定義をさせていただきます。
受託開発とは、

顧客が運用・販売する製品の開発を請け負う形態のこと

を言います。具体的に開発するものとしては、顧客が業務で利用する情報システムや業務用ソフトウェア、または各種Webサービス、スマートフォン用のアプリケーションなどになります。また、受注したソフトウェアなどの開発案件の一部または全部を、下請けとなる別の事業者に再び委託する場合もあります。

このような生業を主流事業としている企業を、本記事では「受託開発企業」と呼ぶこととします。

受託開発企業の特徴

私は受託開発企業のメリットとして以下のようなものがあると考えています。

  • 様々な業界の顧客とお仕事ができる
  • 新しいことができる可能性が多い
  • ビジネス感覚が養われる
  • 横のつながりが増える

平たく言うと、受託開発では多角的な視点で学べるものが多い と言うのが大きなメリットだと感じています。それは技術的にもそうですし、ビジネス的にも言えることだと思います。

また上記の4点目「横のつながりが増える」ということでは、私は2回転職いたしましたが、その際にお声がけをいただいたり、転職後も担当してほしいとのことで、転職後の企業でも契約を結ばさせていただくこともありました。

受託開発企業の課題

ここからが本題となりますが、私が考える受託開発企業の課題、戦略を書いていきたいと思います。

○技術的なチャレンジをする

大前提として、受託開発企業の武器は 技術力 になります。顧客の問題を、技術を使って解決することが至上命題ですので、その技術を磨いていかなければならないと思います。

その磨き方として、二つの軸があると思っています。一つは「最新の技術・話題の技術をキャッチアップする」こと、もう一つは「ほぼ変わらない技術を深める」の二軸です。

前者は、最新のプログラミング言語や各種言語のフレームワーク、AWSやGCPの各種サービス、PWAなどの手法のような、今まで解決できなかった問題が解決できる、既存の問題への新しいアプローチとして活かせると思います。

後者は、主にApacheに代表されるWebサーバーやDNSなどのインフラの知識や、MySQLなどのリレーショナルデータベース、ログ収集や解析ツールなどの、使われるツールは変われど根本的な技術は変わらないような技術になります。これらは枯れてきている分、純粋に技術力を問われたり、システムとしてもセンシティブな内容のものを扱うことが多いため、システム開発者としてはやはり必要な分野となります。

私個人としても、上記の両方をバランスよく学びつつエンジニアとしての市場価値を上げていきたいと思っています。最低でも広く浅く、理想は広くちょっと深く、いくつかの技術には特化していければと思います。

○若い人が挑戦可能な組織にする

先ほどの項目につながりますが、新しい技術のキャッチアップは若手社員の方ほどモチベーションが高いことが多く、年齢を重ねた先輩エンジニアよりも学習スピードが早いことも多いです。そのため、若手エンジニアに挑戦させて上げる方が会社としてもメリットになるかと思います。

また、若手エンジニアのスキルアップは、そのまま受託開発企業そのもののパワーの底上げになります。また新しい技術にも触れていくと言う企業ブランドもセットでつくため、若手エンジニアに挑戦させる場を増やすと良いと考えています。

私の所属する企業では、常にエンジニアにアウトプットするような制度が沢山あります。なぜかと言うと、アウトプットすることが一番の学びになるからです。

例えば、「書籍購入制度」では、対象の書籍の全額を会社が負担しますが、そのかわり note などに読書感想を書く事が条件になっています。また社内外の勉強会・カンファレンスなどでの登壇、雑誌への寄稿、書籍執筆などをした場合、金一封が支給されるなど、とにかくアウトプットを奨励する制度がどんどん作られていっていますし、実際に社内のアウトプットの量は比例して増えていっています。

○自社ブランドの何かを作る

これは元も子もないような発言ですが、やはり自社ブランドのサービスやツール、仕組みなどを作ること が必要になると考えています。

現代では技術は進歩しますし、それを学ぶコストやハードルもどんどん下がってきています。それに比例し、自社プロダクトやサービスを内製化する企業も増えてきている印象です。

そのため、受託開発企業の顧客は減ってくることが予想されるため、より競争が激しくなると感じています。技術の進化は早いため、受託開発のみの企業ではいずれは苦しくなる時期が来るのではないか、と考えています。

そうなった場合、自社の技術力以外の武器を作っておき、そちらでビジネスできることを考えるべきかと思います。
例えば受託開発で培った技術力をもとにサービスや技術的ツールを開発する、作業改善のための業務アプリケーションを開発するなどいくつか選択肢はあると思いますので、なにか1つ持っておくのは強いと考えています。

今後の動き方として

この先、今所属している企業がなくならないと断言できる方はおそらくいないかと思いますが、大事なことはどうなったとしても自分はこれで勝負できる!と言えるスキルを身に付けることが重要になってくると思います。

そしてそれは、受託開発企業でも自社サービスをやられている企業でも、どちらに所属していても言えることだと思いますので、定期的に自分のスキルを見直していきたいですね!

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(筆者:@kuwahara_jsri

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