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企業188社に聞いた「AI活用の実態とエンジニア採用への影響」| 2025年3月版

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Findyでは2025年3月に「企業のAI活用に関するアンケート調査」を実施し、Findyを利用中の企業188社の回答結果をまとめています。

アンケートでは大きく分けて以下の2点、①回答時点での自社のAI活用の状況と②AI技術の発展が今後のエンジニア採用に与える影響について質問しており、この記事ではその内容からいくつかピックアップして取り上げます。

なお、レポート全文はFindy上からご覧いただけます。現時点での企業のAI活用状況、今後のエンジニア採用動向を把握・予測する上で貴重な資料となっておりますので、ぜひご覧ください。

(※レポートの閲覧にはFindyへの登録・ログインが必要です)

目次

現在のAI活用の取り組み状況

本調査に回答された企業においては、既に9割以上の企業がAIツールの導入やサービス内への機能実装に取り組んでいるとの回答が得られました。

AI活用を推進している領域では「社内エンジニアの業務効率化・生産性向上」の割合が最も高く(87.8%)、次いで「社内ビジネス部門の業務効率化・生産性向上」(75.5%)が上位にきており、現時点では社内の業務効率化目的でAIを活用されるケースが多く見られます。

各種ツール・ライブラリの導入状況

導入されているツールでは、ChatGPTの利用率が高く(81.4%)、次いでGitHub Copilot(73.4%)、Gemini(51.6%)までが導入率50%を越えています。

本調査時点で、CursorやNotebook LM、Devinといった技術群も20~30%程度の企業で採用が進んでおり、本年1月に実施したエンジニア個人向けの調査結果と比較すると、個人レベルでの利用率よりも企業の導入率の方が高い傾向が見られました。

自社以外でAI活用に積極的だと思う企業

企業担当者の目線で「AI技術の導入・活用に積極的だと思う企業」についても聞いています。票を多く集めた企業には、自社のAI活用状況を積極的に発信されている企業が多く見られますが、特にソフトバンクやディー・エヌ・エーなど経営者が積極的にAIについての発信をされる企業が選ばれている点も特徴的です。

エンジニア採用要件の変化・選考時の評価への影響

AIがエンジニア採用に与える影響について。既に11.7%の企業が「既に採用要件を変えている」と答えた他、上記も含めておよそ7割の企業が「今後採用要件を変えていくと思う」と回答されています。

また、採用活動において「AI技術やツールの活用経験の有無」を評価に利用している企業は、現段階で既に18.1%にのぼっています。回答からは、AI技術に関するスキル面に加えて、「新しい技術をどれだけキャッチアップできているか」というマインド面も求めたいという回答も見られており、ハード・ソフト両面でAIとの向き合い方が転職活動の合否に影響する可能性が考えられます。

以上、本調査レポートで掲載している内容の一部をピックアップしてご紹介させていただきました。本調査結果から、既に多くの企業がAI活用に取り組んでおり、また今後その動きを活性化させようとされていること、その動きが採用活動にも影響し始めている点が見られました。

なお、レポート本文では以下のようなトピックもご紹介しています。ぜひFindyにログインいただき、この記事で紹介していない内容についてもご確認ください。

<レポートでご紹介している内容>

・ AI活用度合いに関する企業の自己評価
・ AI導入目的別での、現段階での成果達成度合い
・ AI人材の充足状況と採用予定 
・ 今後採用を強化したいポジション
・ 今後エンジニアに求める能力・スキル・経験

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