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インタビュイー
株式会社ビットジャーニー 代表取締役・井原 正博 様
2015年1月、株式会社ビットジャーニーを設立し、個人の発信を組織の力にする情報共有ツール「Kibela」を開発中。エンジニアを中心とする組織づくりに関する知見や経験を活かしたいという思いから、複数社の技術顧問を務める。
Findyを知ったきっかけを教えてください。
もともとサービス自体は存じ上げていたんですけど、それに加えてFindyさんに弊社の「Kibela」を使っていただいているという背景があったんですよね。エンジニア採用をすることになったタイミングで、できればよく知っている会社さんにお願いするのが良いだろうと思い、お声掛けさせていただきました。
Findyを導入する前にあった課題を教えてください。
急遽エンジニアの採用が必要な状況になったのですが、会社の規模的に採用チームがなく人事もいないので、採用に関しては何もできておらず……。まだ仕組みも整っていない中で、メディアを作ったりして採用広報をしていくのは、なかなか難しいという状況でした。
小さな会社なので、応募を待っていてもなかなか来ないだろうということで、こちらからアプローチできるスカウトサービスを検討していました。
Findyを導入いただく決め手はありましたか?
スカウトサービスはいくつかありますが、中でもFindyはOSS活動がスキル偏差値に反映される仕組みになっているので、考え方の相性が良かったというのは大きなポイントでした。前職のクックパッドでも、積極的にOSS活動をする空気がありましたし、そういう人たちと一緒に働きたいという思いがあります。
もちろんGitHubだけではわからないところもあって、あくまで1つの側面ではあると思いますが、何もないよりはわかりやすいですよね。なにより、そこに慣れ親しんでいる人と一緒にやりたいというのが一番大きかったです。
Findyを導入してどうでしたか?
3ヶ月で3名のエンジニアが採用できました。割いたリソースに対して、かなり効率的な採用だったと思います。採用したいと思った方は、ほぼ全員採用できた感じでしたね。採用したのは、もともと必要としていたメンバークラスのエンジニアです。
- ・1人目
Ruby railsで開発
46歳の女性
Ruby界隈でイベント登壇等されていた方 - ・2人目
Ruby rails、GraphQL、AWSで開発していて、技術スタックがかなり合っていた
20代後半くらい
OSS活動も積極的にやっている方 - ・3人目
UI・UXエンジニア
デザインもできて、フロント開発もできる方
Findyと相性が良いのは、どのような企業だと感じますか?
OSSを使って開発していたり、OSSにコミットしたりする文化の会社は、Findyと合いますよね。普段からOSS活動をしていたり、プライベートでも何か作っていたりする人と一緒に働きたいと考えるなら、Findyは相性が良いと思います。
あとは、あまり採用にリソースがかけられない会社ですかね。採用って何かと手間がかかると思うんですけど、Findyはサポートがかなり手厚くて。なかなか「いいね」を送る時間が取れていなくても、カスタマーサクセスの平山さんが定期的にケアしてくださって、非常に助かりました。
サポートのおかげで母集団形成のためのリソースを削減できたので、そのぶん時間をかけたのがスカウトメッセージを送る時や面接前のリサーチです。個々のプロフィールを見ながら、例えばどんなブログを書いているとか、どこで講演をしていたかといったことまで、しっかりと調べていました。
面接というのは、自分たちがだけ選ぶのではなくて、相手も選んでいるわけですから、ちゃんと選ばれる姿勢で臨むべきだと思うんです。これまでの活動について触れられて嬉しくない人はいないでしょうから、「そこまで調べているんですか!?」と驚かれるくらい、準備には時間をかけていました。それができたことが、良い結果に繋がったと思います。
今後の御社の展開は?
ビットジャーニーは、今のままではできない新しいことに挑戦し続けていく場として、個人が成長するための器でありたいと考えていますし、そのために会社としても大きくなっていきたいと考えています。現在、「Kibela」を導入いただいているチームは6000ほど。今後さらに多くの方にサービスを使ってただけるよう頑張っていきます。