「候補者のインサイトをFindyで掴む」株式会社hokan様-Findy成功事例インタビュー!

インタビュイーのプロフィール

前島 治樹 様/株式会社hokan

前島 治樹 様/株式会社hokan

大学院卒業後、ITコンサルタント、スキルシェア系スタートアップのエンジニアを経て株式会社MUGENUPに転職。開発組織の構築・マネジメントから採用周りのオペレーションまで幅広く担当。その後2021年9月より株式会社hokanに入社。エンジニアリングマネージャーとして、マネジメントから採用まで担当している。

貴社の事業内容をお伺いしてもよろしいでしょうか?

前島 治樹 様/株式会社hokan

株式会社hokanは、“保険業界をアップデートする”をミッションに、保険代理店のためのクラウド型顧客・契約管理サービス「hokan」などを提供しています。保険業界は業界全体で約一兆円のITへの投資があるのですが、それでもIT化は全然進んでおらず、紙を使うのはもちろんのこと、営業フローまでまだまだレガシーな産業です。

hokanサービスサイト(https://www.hkn.jp/)

前島 治樹 様/株式会社hokan

しかし、2016年の改正保険業法に伴い、お客様が保険に入る理由などを記録する必要が出てきました。そこで、2017年に弊社がきちんと記録できるツールとして、保険代理店の営業向けのCRM(Customer Relationship Management、顧客関係管理)の開発をはじめました。これにより、お客様が保険に入った理由と顧客データをタイムラインで一元管理でき、適切な保険商品を提案できるのはもちろんのこと、営業や募集人の方々が本当に集中するべき業務に集中できるようサポートすることができます。
保険業界の保険業界のCRM・SFAツール(Sales Force Automation、営業支援システム)は他にもあるのでしょうか。

Findy スタッフ

前島 治樹 様/株式会社hokan

それがあまりないんですよね。システム会社がスクラッチで開発したりとか、インストール型のパッケージで対応しているのが現状です。しかし、開発スピードが遅かったりアップデートされなかったり、 CS(Customer Success、カスタマーサクセス)の対応が遅いなど、SaaS企業として運営できていないところが多いんです。そのため、うちはCSを強化して仕組みづくりをしています。

Findyを知ったきっかけを教えてください。

前島 治樹 様/株式会社hokan

Findyは前職のときに導入されていたので知っていました。エンジニアを採用するうえで、一番大事なのがコミュニケーションの多さだと思っています。FindyのCSの方と我々のコミュニケーションが盛んなのはもちろんのこと、US(User Success、ユーザーサクセス)の方が間に入って候補者の方と面談を組んでくれたりして、積極的にコミュニケーションをとってくださいます。それによって、候補者の方のインサイトが先に掴みやすくなります。また、どうコミュニケーションをとっていけばいいかのサポート体制もしっかりしているので、絶対利用するべきだと思って、hokanに入社して即導入しました。
FindyはCSやUSに力を入れていて、他社のサービスだと一人のCSやUSにつき50社-100社くらい担当するのですが、Findyの場合は一人につき10社程度の担当にしています。その分、一社一社に注力できるところが強みです。

Findy スタッフ

前島 治樹 様/株式会社hokan

そこは本当に心強いと思っています。また、転職エージェントと採用媒体のいいとこどりのような感じで、エージェントや採用媒体よりも信頼できます。

Findyを導入する前にあった課題を教えてください。

前島 治樹 様/株式会社hokan

まず、母集団形成ができなかったことですね。母集団形成ができないとカジュアル面談にもつながらず選考に乗せることができません。どこで母集団を形成していくかも課題でした。そこで、弊社はFindyを母集団形成の場に選びました。

現在のエンジニア組織はどのくらいの規模なのでしょうか? また、エンジニアの採用目標はどの程度でしょうか?

Findy スタッフ

前島 治樹 様/株式会社hokan

現在アプリケーションエンジニアが4名います。あと、SRE(Site Reliability Engineering、サイト信頼性エンジニアリング)が2名。そして、4月までにプラスで4名入ってくる予定です。今後は30名前後の組織にしていきたいと思っています。

Findyを利用してみて感じた良さは?

前島 治樹 様/株式会社hokan

色々あるのですが、先程も申し上げたとおり、やはりCSやUSのコミュニケーションのとり方でしょうか。他のサービスだといかにも営業といった対応が多いのですが、FindyはCSやUSの方と密なコミュニケーションがとれて、詳細な分析をしていただいたりなどユーザーサクセスに力を入れているなといった印象です。

Findy CSの対応はいかがでしたか?

前島 治樹 様/株式会社hokan

不定期で振り返りの場を設けて、実際にエンジニアのレベル感などはどうだったかなど担当の方とやり取りしています。あと、Findyのダッシュボードを見て、返信率などの数字が妥当なのか、もっとあげるにはどうすればいいのかなどのアドバイスをもらって実践して、改善していくという流れを一緒に作っていただいています。
担当の方は人柄もよく、自社に即した丁寧な提案をしてくださって、理想的なCSチームを作れているんだなという印象があります。そこはすごく良いところだと思います。
弊社のほとんどのCSがコーディングを勉強しているので、エンジニアへのリスペクトが高く理想的なCSチームを作る一因になっていると思います。

Findy スタッフ

前島 治樹 様/株式会社hokan

そうですね。エンジニアの方がこの求人を見てどう感じるかという視点がとても的確です。エンジニアの気持ちを理解しようとしているチームだと感じました。

Findyでの採用結果について教えてください。

前島 治樹 様/株式会社hokan

現在1名の方に内定承諾をいただいています。保険業界への抵抗がなくチーム開発で成果を出すことに意欲が強い方とマッチングできました。

今後の貴社の展開は?

前島 治樹 様/株式会社hokan

採用の面で言うと、先ほども少し触れましたが、今年中には30名前後の組織にしていきたいです。また弊社のサービスはバーティカルSaaSなので、セオリー通りに成長させるとしたら、周辺のツールやアプリもどんどん開発していって、プラットフォーム化していくことが目標として挙げられるかなと思います。それに合わせて、課題解決のためにエンジニアが必要になってくるので、2倍3倍の組織を目指しています。
直近で足りないポジションはありますか。

Findy スタッフ

前島 治樹 様/株式会社hokan

テックリードですね。プロダクトが増えていくと、技術選定の数も増えていくのでそこをリードしていけるテックリードの方は今後、特に必要になっていきますね。
言語は何を使っているのでしょうか。

Findy スタッフ

前島 治樹 様/株式会社hokan

Pythonを使っていますが、こだわりはありません。どんどん変わっていくと思っていますし、これからどんどん新しい技術を取り入れていきたいです。

前島 治樹 様/株式会社hokan

現在ちょうど投資ラウンドでいうとシリーズAの段階にいます。この段階でSRE2名でチームを作っていますが、今後拡大していこうと考えています。認証基盤やセキュリティ、SREに力を入れていこうとアクセルを踏んでいるスタートアップは珍しいのかなと思います。それは繊細なデータを扱う保険業界だからこそ、情報をセキュアに管理しなければならないという背景もありますが、抱えているデータ量も多いですし、SREとして非常に魅力的な業界だと思っています。

本日はありがとうございました。

Findy スタッフ