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【エイプリルフール企画】エンジニア483人に聞いた、世界一“実務の役にたたない”調査結果レポート(速報)

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はじめに

今回の企画はエイプリルフールにかこつけた「ネタ記事」です。
記載する内容は実際にFindy会員に行ったアンケート結果に基づいています。とはいえ、厳密な統計処理などは行っていませんので、あくまで一つの傾向として参照ください。

大前提、「みんなちがって、みんないい」の精神でこの記事を書いています。特定の対象や嗜好を攻撃したり、ステレオタイプを助長するといった意図はありませんので、その点もご了承ください。

ぜひ、寛大な心を持ってお読みください。

目次

この記事について

「挑戦するエンジニアのためのプラットフォーム」を目指すFindyでは、より多くのエンジニアの方の意思決定をサポートするため、様々な情報を集め、発信しています。

【Findyの取り組みの一例】

ちょうど先週には、半期に一度発信している「IT/Webエンジニア転職動向調査」の最新版をリリースしました。ご興味ある方はぜひご覧ください。

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と、普段は至って真面目にエンジニアや開発組織に関する情報収集・発信を行っている我々ですが、様々な取り組みを数多く行っていく中で、ふとこんな思いが頭を擡げました。

果たして我々は、本当にエンジニアの仕事以外のことを理解できているのだろうか
と。

エンジニアも、技術や組織以外にも様々な「悩み」や「迷い」を抱えているはず。そこまで理解して初めて、我々は「真にエンジニアのことを理解したサービス」づくりをできているのではないか、と。

そこで、社長に直談判して(※本当に直談判しました)、今回の企画を行うことにしました。題して

「エンジニア483人に聞いた、世界一“実務の役にたたない”調査結果レポート」
です。繰り返しになりますが、あくまでネタ企画ですので

ぜひ、寛大な心を持ってお読みください(2回目)

永遠の論争に決着? 「きのこ派 or たけのこ派」エンジニアはどちらが多い?

1テーマ目にして早速ベタなネタで恐縮ですが、これまで世の中を広くあまねく二分してきた永遠の論争テーマについてです。
Findyが調べた限り「エンジニア」の回答者に特化した調査結果はありませんでしたので、今回アンケートにて嗜好データを取得してみました(※調査対象や調査方法はこの記事の下部に記載しています)。

【全体傾向】

全体の傾向としては「たけのこ派」が過半数(56.8%)を占め、37.7%の「きのこ派」に大きく水をあける結果となりました。ちなみに、今回アンケート設計者がノリで「きりかぶ派」という第三極を選択肢で混ぜてみたところ、意外と5%超の方が選択されていました。

(※元ネタが分からない方は「きこりの切株 第三勢力」とかで検索してみてください)

上記の結果から、エンジニアの中では比較的「たけのこ」を支持する方が多いことがわかります。が、これだけだと少し味気ないので、もう少し属性別に分解してみてみることにしました。

【職種別 きのこ派 vs たけのこ派】

まずは、現在従事されている職種別。これについては職種ごとの傾向にあまり差がなく、ほぼ全てのカテゴリで「たけのこ」派が優勢な結果となりました。

【回答者年齢別 きのこ派 vs たけのこ派】

次に回答者の年齢別にみたところ、うっすらとですが「回答者の年齢が高まるほど”たけのこ派”の比重が下がり、”きのこ派”が優勢になる」という傾向が見られました。他社がやられている同様の調査でも「年齢が上がるほどきのこ派の比率が高まる」という結果が報告されていましたので、エンジニアについても世間一般と同様の傾向があると言えそうです。

▼「きのこ」「たけのこ」それぞれを選んだ方の回答理由

<きのこ派>

  • どう考えてもキノコでしょう。傘の部分の量が多いし美味しい(30代・フルスタックエンジニア)
  • 手で食べてもキーボードが汚れないから(20代・フロントエンドエンジニア)
  • ウイスキーに合わせるのに香ばしい方が合うから。(40代・iOSエンジニア)

<たけのこ派>

  • ビスケットとチョコの絶妙なハーモニーはきのこでは得られない(30代・組み込みエンジニア)
  • チョコとボソボソのクッキー生地との親和性が高い。エンジニアリングでもアーキテクチャと言語特性の相性の良さがあり、それと同じ。(30代・フルスタックエンジニア)
  • Crackerはダメです。(30代・フルスタックエンジニア)
  • ◯◯エンジニアは二郎食べがち?! エンジニア職種別の好きな「ラーメンの味」No.1が判明!

    次のテーマは、もはや日本人の国民食と言ってもよいであろう「ラーメン」の嗜好に関する調査結果です。こちらもまずは全体の結果から。

    回答いただいたエンジニアの方の中では「豚骨→醤油→味噌」という順番で「最も好き」と回答されていました。また、「食べない」と回答したエンジニアが4.6%とごく僅かだったことから、エンジニアの食生活において「ラーメン」が一定の位置付けを持っていることも推察されます。

    なお、この項目もいくつかの切り口で分解してみてみましたので、細かく見てみましょう。

    【出身都道府県別 好きなラーメンの味】

    まずは回答者の「出身地別」の回答傾向です。

    最も多くの得票を得ていた「豚骨」については、事前の予想の通り九州出身者における選択率が非常に高く出ていました。また、九州に次いで東海地方出身者でも「豚骨」の選択率が高く、この点は”ラーメンフォーク”で有名な某ラーメンチェーン店の影響があるのかもしれません。

    また、東北・北陸などの寒冷地域の出身者は「醤油」の選択比率が高い、北海道出身者は「味噌」の選択比率が高い、沖縄出身者は「塩」の選択率が高いなど、地域性によって”それっぽい”特徴が出ていました(※今回の調査では「出身地」の他に「現在の居住地」も聞いていましたが、ここではより傾向が強く出た前者について言及しています)

    また、「エンジニア」ならではの分析観点として、現在従事しているメインの職種ごとのデータも出しています。

    【職種別 好きなラーメンの味】

    注目すべきは「二郎系」の回答比率で、職種ごとに結果に大きな傾向差が出ています。インフラ、フルスタック、バックエンドは「豚骨」の割合が減り、その分の票が「二郎系」に流れています。逆に、フロントエンドやデータ系、モバイルエンジニアはほとんど「二郎系」を選ばない、という差分が出ています。

    また、データ系職種(データサイエンティスト、機械学習エンジニア、データエンジニアなど)は「食べない」の選択率が他職種と比べても比較的高く、また「塩」ラーメンの選択率も相対的に高いなど、他のエンジニア職種と比べてやや異なる傾向がみられました。

    なお、上記回答と合わせて自由記述形式で「好きな理由」も聞いていますが、期限までに集計が間に合わなかったため、今回の報告からは外させていただきます。ちなみに、「二郎系」を選択された方の理由として「生を感じられる」「自分を見つめ直すことができる」といったマインドフルネスな回答が非常に多く寄せられていたことだけご報告させていただきます。

    マネジメント層とそれ以外で傾向が二分する結果に! 「イヌ派 or ネコ派」はどちらが多いのか

    続いては、これも非常にベタな質問ですが「イヌとネコ、どちらが好き?」という究極の選択についてです。こちらは、まずは職種別の傾向からみてみましょう。

    (※自由回答内に「おイヌ様」「にゃんこ様」など敬称を付けられている方が多くいらっしゃいましたが、ここでは敬称は略させていただきます)

    全職種トータルの総計で見ると、ほんの少しだけ「イヌ」派が多いですが、誤差の範囲内でほぼ「イヌ」「ネコ」派が二分しているという結果になりました。

    ただし、職種別に見ると多少の傾向が見られており、特にモバイルエンジニアやデータ系職種においては「ネコ」派が多数を占めるという結果になっています。モバイルエンジニアの中では、Android / iOSの別によらず、両方とも「ネコが好き」という結果に。

    また、データ系の中でも「データエンジニア」だけは「イヌ」派が優勢という結果が出ていましたので、この辺りはもしかすると職種ごとの特徴があるのかもしれません(たぶん偶然ですが・・・)。

    もう1点、興味深い傾向が出ていたのでご紹介すると、「現職の役職」ごとに回答を集計したところ、「マネージャーやPdMほどイヌ派が多数を占める」という結果が。

    【マネジメント職種別 「犬派 or 猫派」】

    マネジメント職種に就かれている方で「イヌ」派と回答された方の理由を見ると

    • 賢そうな顔してバカなとこが可愛い(40代・エンジニアマネージャー/VPoE)
    • 素直になついてくれそうだから(50代・プロジェクトマネージャー)
    • しっぽ振るから(40代・エンジニアマネージャー/VPoE)

    など、「懐いてくれる」「従順」といった理由を挙げられる方が非常に多かったです。マネージャーほど上記のような回答をされるという点、ちょっとザワザワしてしまいそうですが、あくまでアンケート結果ですので深く考えずにいきましょう!

    「一番好きな言語」と「ジムに通ってる率」「サウナに通ってる率」をクロス集計してみた

    今回の記事で取り上げるトピックはこれで最後です(ここまでお付き合いいただき、誠にありがとうございます)

    最後は、ファインディ社内でもたま〜に話題になる「エンジニアの方って、ジムとかサウナに通ってる人の割合どのくらいなんだろう」という疑問に対する調査結果です。

    まず、結論から。

    今回の調査では、ジムに通っているエンジニアの割合は25.8%、サウナに通っているエンジニアの割合は18.9%という割合でした。

    【ジムに通っている割合】

    【サウナに通っている割合】

    一般に公開されている統計と比較すると、フィットネスジムの定期利用を行っている一般の割合は7.6%という調査結果が出ており、この結果と比較すると「エンジニア、比較的ジム行きがち」と言えるかもしれません。

    また、サウナについてもこちらで公開されている結果を見ると月単位で定期利用される方の割合は10%に満たない比率となっていますので、こちらも相対的に「エンジニア、整いがち」と言えるかもしれません。

    (※とはいえ、いずれの比較対象とも調査対象者や設問方法が異なっていますので、あくまで一つの傾向である点はご理解ください)

    また、この設問も「エンジニアならでは」の観点で深掘りしてみました。今回のアンケート内で「回答者が最も”好きな開発言語”」を聞いていますので、それとクロス集計して、傾向を見てみました。その結果が以下になります。

    (※以下、特定の言語に対するイメージやステレオタイプを主張する目的はなく、あくまで今回のアンケートの回答傾向である点はご容赦ください)

    【「一番好きな言語」と「ジム/サウナ通い率」】

    横軸が「ジムに通ってる率」、縦軸が「サウナに通ってる率」をとっています。

    まず横軸(ジム通ってる率)を見ると、Dart(Flatter)やGo、Rustが「好き」という方の比率が多くみられます。反対に、CやC++、SQLなどを推す方の”ジム通ってる率”は低い傾向にあります。

    また、モバイルエンジニアの中でも、Dartは上記の通り”ジム通ってる率”が高い反面、SwiftやKotlinを推す方の”ジム通っている率”は低い傾向にあり、もしかしてもしかすると、「どの言語を推すか」と「ジムに通うか」の間には緩〜い傾向があるのかもしれません。

    また、”サウナで整ってる率”を見ると、こちらは言語ごとに尖った傾向はみられない反面、”ジム通ってる率”と緩い相関関係が見られました。「ジムに通ってるエンジニア、サウナも行きがち」という傾向がアンケート結果からは見られますが、これを読んでいる皆さんの身の回りの方と盛り上がっていただけたら幸いです。

    集計終わってないけど、こんなデータも取ってます。

    以上、「世界一“実務の役にたたない”調査結果レポート」と銘打って記事を書いてきましたが、「本当に実務の役に立たないな!」と思っていただけていたら幸いです。

    今回の記事では4つのテーマに絞ってお伝えしましたが、今回のアンケートでは別途以下のようなテーマについても調査しています(下記、一例です)

    • ごはん派 or パン派?
    • (転職活動時、企業との会食で奢ってもらうなら) 焼肉 or 寿司 どっち?
    • 人生で一番ハマったゲームって何?
    • 1週間にどのくらいテレビ見る?
    • ”理想の上司”と聞いて思い浮かべる芸能人/著名人は誰?
    • 現時点でメーラーに溜まってる未読メールの件数は?
    • そんな装備で大丈夫か?

    「上記の結果も公開して欲しい!」という方や、「他にもこんな内容気になっている」といったご要望お持ちの方は、ぜひX(旧・twitter)などで引用リポストやコメントいただけると幸いです。

    なお、上でも記載しましたが、Findyでは先日「エンジニア転職市場レポート」の最新版をリリースしました。こちらはエンジニアの方がキャリアを考えたり、企業の方がエンジニア採用を行う上で、きっと参考になる情報が詰まっているかと思います。

    今回の記事は「実務の役に立たない」テーマを取り上げましたが、上記のレポート内ではエンジニア職種別やマネジメント有無別での年収やキャリアに関する情報を細かく分析しております。

    ぜひご覧ください!

    【今回の調査の概要】

    • 調査期間:2024年3月5日〜3月11日
    • 調査方法:Webアンケート
    • 分析対象回答数:483件
    • 調査主体:ファインディ株式会社
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