「スキルが可視化されてスカウトを送りやすい」ユアマイスター株式会社様 -Findy成功事例インタビュー！

東京大学卒業後、学生時代よりインターンを経験した楽天へ新卒入社。入社当初は楽天カードの会員向け専用サイト「楽天e-NAVI」の開発を担当し、2013年12月に全社員対象の月間MVPを受賞。その後、新サービス開発カンパニーインキュベーションオフィスにおいてテクニカルディレクターとして、飲食店検索アプリ「Rakoo」等を担当。主に企画立案・運用マネジメント・プロダクトマネジメントに従事した。2016年8月、スタートアップ企業のユアマイスター株式会社に入社。VPoEとして開発部門のマネジメント、採用、チームビルディングに従事。また、現在は社会人学生でもあり、東京工業大学 環境・社会理工学院 技術経営専門職学位課程に在学中。

「大事な人と過ごす場所」「愛着のあるもの」を大切にする文化を創るために、ハウスクリーニングや修理などの暮らしを支えるさまざまな職人とお客様とをつなぐWebサービスを提供しています。しかも、単につなげるだけではないところにサービスの特徴があります。

マーケットプレイスでは一般のお客様が色々なサービスを検索したり、予約したり、そしてオンライン決済をすることができます。今まで暮らしの中で困ったときにどこに頼めばいいのかわからなかったことが、ここに来れば探せて解決できる点がマーケットプレイスの価値です。そして、そのサービスの提供は、私たちが「パートナーさん」とお呼びしている日本全国のプロフェッショナルの皆様にお願いしています。

さらに、マッチングの場所を提供してつなぐだけではなく、それ以外にもパートナーさんが普段行っている業務のIT化を支援するSaaSを提供しています。スケジュール管理、アサイン管理、備品管理など、これまで紙やFAXでやり取りしていたところをIT化したり、データ活用の支援などもしています。マーケットプレイスとSaaSの2つを同時に一つのプラットフォーム上で実現し、ユアマイスターというブランドで提供しているところが特徴です。

知り合いに誘われて、Findy松岡さんが開催していた勉強会に参加しました。それがFindyを知ったきっかけです。

そうですね。スキル偏差値が50以上あると「お！」って思ってGitHubを見に行くきっかけになりました。全てのGitHubを見に行くのは手間がかかりますが、Findyのスキル偏差値がいいフィルターになったかなと思います。

あと、CS（カスタマーサクセス）の方が、求人のタイトルと内容に積極的にコンサルとして入ってくれました。数字を見ながらフィードバックをもらったり、一緒になって求人の改善にコミットしてくれたところは、最初のオンボーディングのタイミングでは非常に有り難かったです。それがあったから、結果が残せたと思っています。

また、これは当たり前のことではあるのですが、他の媒体と比較して検索などの表示スピードが速くてさくさく使えるところもよかったです。

チームビルディングも含めて一緒にやってくれる人を探していたのですが、その点で今回採用したモバイルの方がかなり経験豊富でした。複数社でそういったチームを率いながらアプリを開発されてきたそうです。今後、アプリのチームを大きくして高速な開発ができたらなと思っています。

ウェブでは一番多いのがPHPです。次がTypeScriptですね。

技術はFlutterですね。サーバーサイドはRuby on Railsです。

今はEM（エンジニアリングマネージャー）を積極的に採用していきたいです。現在エンジニアが10人規模なのですが、年内には2倍にしたいと考えています。事業も組織も急拡大していくフェーズなのですが、現在EMの役割をするのが私しかいないんです。マネジメントもしっかり整備しながら変化に強いチームを作っていきたいです。

目指すエンジニアチーム像として「顧客と仲間からの聞く耳を持つ (LISTEN)」「目的から目を逸らさない (FOCUS)」など、いくつか標語を掲げています。特に「変化に対応し、変化を作り出す (CHANGE)」という部分がベンチャーの開発チームで一番重要だと思っています。先ほどお話に出たスピードも大事ですし、さらに変化への順応といったところ、すぐにチームごとターン、つまり方向転換をできるかどうかが重要だと考えています。

具体的に次の2つを掲げています。「入社したエンジニアが配属初日に本番リリースできる」「いつでもチーム組成を変えることができる」の2つです。単純にプロダクトや事業の成長などにももちろんコミットしてもらうのですが、さらにエンジニアたちがこれらの2つを実現して、のびのび楽しく開発できる環境を作っていきたいとずっと願いながらやっています。今後、人数規模も20人、30人などになるにつれて、組織立ててやっていく必要性を感じていますね。こういう仕組みづくりも含めて一緒にやっていけるEMの方を求めて採用を進めています。