Svelte 求人特集
アプリケーションの開発パフォーマンスを向上するSvelteへの注目が高まっています。 Svelteはシンプルなコード記述でエンジニアの業務負担を削減するほか、アプリケーション自体の性能向上にも大きく寄与する方法として、フロントエンドを中心とする開発現場において存在感を増しつつあるフレームワークのひとつです。 Reactなどと比較するとその知名度は未だ上昇の途中にありますが、より効率的な開発プロセスを実現するため、Svelteを取り入れる開発組織は着実に増えているようです。 今回の特集では、Svelteを用いたプロダクト開発を推進する企業をご紹介いたします。 優れた開発体験をもたらす新技術を導入し、進化を続けるチームづくりに取り組む企業でのお仕事に興味をお持ちの方に、ぜひご覧いただければと思います。 ※本特集記事に含まれる内容は、2023/10/5時点での情報です。
新車を楽しめるサブスクリプションサービス『KINTO ONE』や、オーナー向けカスタム・機能向上サービス『KINTO FACTORY』など、トヨタグループの内製組織として、そのリソースを活かした多彩なプロダクトを創出されています。
モビリティプラットフォーマーのリーディングカンパニーだからこそ生み出すことができる、「移動」に「感動」をもたらすプロダクトのリリースを続けられるKINTOテクノロジーズ株式会社には、カナダ・インド・韓国など15地域の外国籍メンバーが在籍。
ダイバーシティ豊かな環境の中、より良いプロダクトの創出を目指し、新たな技術や施策の導入を積極的に行っていらっしゃいます。
<企業担当者からのコメント>
Svelteについて、以下の点から導入を決めました。
・セクションがはっきりしているので、コードが書きやすく読みやすい
・ライブラリではなくコンパイラであるため、バンドルサイズが非常に小さい
・コンパイル時にVanilla JSでDOMへの変更処理なども記述されるため仮想DOMを含まず、実行速度が速い
・世間的にも導入数が増えているJavaScriptフレームワークである
導入後、社内では下記のポイントをメリット・デメリットとしてとらえています。
▼メリット
・記述量が少なく直感的に書けるため学習コストが低く、Svelteの経験がないメンバーでも参画後すぐにタスク消化できている。
・実行速度が速いため開発中のストレスがない。
▼デメリット
・情報があまりないこと。最近は公式ドキュメントが整備され、ある程度はドキュメントを読めばなんとかなることが増えた。しかし技術ブログのようなものに取り上げられることはReactやVueと比べると圧倒的に少なく、複雑なことをしようとすると詰まってしまうことがある。
・まだまだ成長中のフレームワークであるため、今後大幅なアーキテクチャの変更が発生する可能性もある。
Svelte導入についてのチーム内での感想や、社外に向けて与えることができたと考えるインパクトについては以下の通りです。
・SvelteKit正式版リリース前から技術選定を決断し実装を開始したため、公式ドキュメントにおいても情報が少なく、導入には非常に苦労した。
・2022年9月にテックブログに執筆したSvelte記事について、SvelteKit正式版リリース前の記事公開であったため競合情報が少なく、Googleのランキングでも高く評価された。これによりKINTOテクノロジーズのテックカンパニーとしての先進性を広く世に知らしめることができた。
・現在もテックブログでSvelteKit連載記事の執筆が続いており、情報感度の高いIT関係者や採用候補者に興味を持っていただければ嬉しい。
・Software Design2023年7月号の特集記事「はじめようSvelte」は弊社エンジニアが執筆している。KINTOテクノロジーズが誇るフロントエンドテックリードのチャレンジ精神が成果を結んだと思っている。
Svelteは成長中のフレームワークであり、日々情報が更新されているため、新しい情報をしっかりキャッチアップして既存のプロダクトに反映していきたいと考えています。
今後については、現在一部のメンバーしかSvelteを使用していないため、Svelteが書けるメンバーを増やしていきたいと考えています。
また、Svelteのようなモダンなフレームワークを実際に業務で使用している会社はまだまだ少ないので、「Svelteと言えばあの会社だよね」と名前が挙がるような先駆者になっていくことを目指していきます。
具体的なアクションとしては、社内外での勉強会開催やテックブログの執筆、Svelte関連のイベントへの参加や登壇などをチーム全体で実施することを検討しています。
先進的なIT技術の導入により、開発の品質とパフォーマンスの向上を目指し、優れた開発者体験を創り上げるKINTOテクノロジーズ株式会社でのお仕事に興味をお持ちいただいた方は、ぜひ下記の求人をご覧いただければと思います。
- フロントエンドエンジニア
- 490万円〜900万円
KINTOテクノロジーズについて 弊社は、トヨタ自動車株式会社がグローバルに展開するモビリティサービスブランド『 KINTO 』をはじめとする、あらゆるモビリティサービスを技術領域から実現させる開発組織として、2021年4月に設立されました。 モバイルエンジニアやフロントエンドエンジニア、バックエ...
KINTOテクノロジーズ株式会社
🏅開発生産性の高い企業「一人でも多く一円でも多く、想いとお金がめぐる世界をつくる。」をミッションに、個人やクリエイター、企業、NPO、学校、地方自治体など多彩なユーザーに価値を届けられています。
2023年9月には、Web3技術を活用し新たなクラウドファンディングやコミュニティサービスを提供するための新会社を設立。
非代替性トークンやDAOを用いた新規事業の立ち上げに挑まれています。
また、開発スピードの高速化や開発者モチベーションの向上を目指して技術的負債への取り組みを積極的に推進されるなど、開発プロセスの継続的なブラッシュアップを行われています。
<企業担当者からのコメント>
CAMPFIREのアプリケーションがモノリシックになっており、フロントエンド分離の話が出た際「せっかくなので新しい技術であるSvelteを使ってみよう」という話になったのがSvelte導入のきっかけです。
既存サービスの改修ではないため導入がしやすいこと、Svelte自体の特徴である速度面でのメリットや簡潔さが大きな魅力でした。
現在はまだフロントエンド分離プロジェクトの最中ですが、上記の点に加え、メンバーのモチベーション向上や採用にも十分なベネフィットがあると考えています。
開発チームではサービスの成長に伴い、今後も引き続きマイクロサービス化を検討していく予定です。
今回のSvelte導入と同様に、新しい技術には積極的に投資し「技術の会社」として認知されるよう、取り組んでいきたいと考えています。
開発者体験の向上と業務の効率化を目指し、進化を続ける株式会社CAMPFIREでのお仕事に少しでも興味をお持ちいただいた方は、下記の求人情報もご覧いただければと思います。
- フロントエンドエンジニア
- 500万円〜800万円
私たちのミッションは「一人でも多く一円でも多く、想いとお金がめぐる世界をつくる。」です。 国内のカルチャーやクリエイターを応援するため、2011年より始めたクラウドファンディング「CAMPFIRE」。 現在は、上記に加えて継続課金型コミュニティプラットフォームや、自社独自のクラウドファンディ...
株式会社CAMPFIRE
現在、同プラットフォームはIT上場企業の約35%をカバーし、買い手記事600件以上を掲載。
「テクノロジーの力でM&Aに流通革命を」というミッションの実現に向け、順調なサービス成長を続けられています。
また同社では、スタートアップ企業向けのM&A促進や、社員の業務効率化などを目的とした「GenerativeAI活用プロジェクト」を推進されています。
2023年8月には同プロジェクトの一環として、Microsoft Azureを活用した生成AIで売り手企業の情報を自動入力する機能のリリースを発表されるなど、効率性を高める新たな技術の導入と施策への取り組みを積極的に進められています。
<企業担当者からのコメント>
新規プロダクト開発を行う際に、フロントエンドの技術選定として様々なフレームワーク・UIライブラリを検討し「SvelteKit」を採用しました。
「SvelteKit」はSvelteと同じコミュニティにより開発されている、Webアプリケーション作成のためのフレームワークです。
弊社では専任のフロントエンドエンジニアがおらず、開発・運用・保守をチームで一貫して行っています。
またフロントエンドやサーバーサイドアプリケーションの開発、インフラ(クラウド)の管理・構築などにもチームで横断的に対応しており、特定の技術に対して深い理解が無いとコントロールが難しいフレームワークやライブラリの採用は、開発コストが高くなってしまいます。
これらの背景から構文がわかりやすく学習コストの低いSvelteは、まさに弊社向けのフレームワークだと考え、導入に踏み切りました。
Svelteの導入後、主にサーバーサイドやクラウドを経験してきたメンバーがジョインした際にもスピーディーにキャッチアップできるようになりました。
また「SvelteKit」の機能が豊富で、ドキュメントや仕様も理解がしやすいというメリットもあります。
TypeScriptでの開発体験も優れていて、svelte-checkを用いることでCIでの型検査が簡単に行えるため、堅牢なアプリケーションを構築する手助けとなっています。
新規プロダクトで「SvelteKit」を採用したことでSvelteに対する社内の知見が高まっていること、またその開発体験の高さから、弊社ではフロントエンドをSvelteに統一する動きもあります。
既存のアプリケーションを「SvelteKit」に移行するプロジェクトなども進行しており、弊社では「SvelteKit」を全面的に活用しています!
チームの効率性を高め、より優れた開発者体験を創りだす株式会社M&Aクラウドでのお仕事に興味をお持ちいただいた方は、ぜひ以下の求人情報をご覧ください。
【週4リモート/フレックス】M&Aで日本産業の発展をサポート|新規・既存サービスの開発を進めるアプリケーションエンジニアを募集
- フルスタックエンジニア
株式会社M&Aクラウド
「ライフイベント」「地方創生」「グローバル」の3領域を軸に、バーティカルSaaS、キャリアマッチング、シェアリングエコノミー、メディアなどの多様なビジネスモデルを駆使し、人口減少社会において必要とされるインターネット事業を創造されています。
2023年5月には先端テクノロジーをプロダクトや業務オペレーションに導入し、ユーザー体験価値の向上と効率化を推進することを目指す「NB-AI Innovation Hub」を新設、高い技術力でCXや満足度を向上する取り組みを積極的に進められています。
<企業担当者からのコメント>
我々の主要事業である『保育士バンク!』の開発生産性をより向上させるため、Universal JavaScript の思想をベースに、フロントエンド開発で「Svelte kit」を採用しています。
公式ページにおいても「Write Less」とある通り、Svelteを用いることで簡潔かつ直感的なコードを書くことができ、チュートリアルも充実しています。
また導入後は生産性やキャッチアップ速度などでポジティブな結果が出ています。
今後は複数のプロダクトでSvelteの採用を予定しており、開発組織全体での共通ライブラリ開発にも力を入れていきたいと考えています。
新技術の導入で開発生産性を向上し、チーム全体の進化を目指す株式会社ネクストビートでの開発に少しでも興味をお持ちいただいた方は、ぜひ下記の求人情報もご覧ください。
【TypeScriptエンジニア】全員CTOを目指す、業界トップシェアクラスのサービス開発をTypeScript,SvelteKitを使ってしませんか?
- フルスタックエンジニア
株式会社ネクストビート
開発組織においては、最新のトレンドに常にアンテナを張り技術選定することを重視されており「もう少しこういうところを攻めてみたい」というエンジニアの希望を反映するカルチャーが醸成されています。
『CINRA』のリニューアル時には、敢えてチャレンジングな試みをするなど、ひとりひとりの志向を尊重し、幅広い技術に携わることができる環境を確立されています。
また営業部など他部署に所属するメンバーとエンジニアとの距離が近く、プロジェクトの提案フェーズから携わることができる機会が豊富にあるのも魅力です。
<企業担当者からのコメント>
CINRAではWFやデザインの段階からエンジニアがレビューに関わっていることもあり、プロジェクトメンバーから相談を受けることが多々あります。
Svelte導入の経緯として、メンバーから提案されたUXやデザインを実現するために「ページの一部だけをjs処理にするのが最適だ」という声が挙がり、この課題を解決する技術として選定しました。
導入後は、ページの一部だけというユースケースにおいて、Vue, Reactを使うよりもSvelteが「ちょうど良い」と感じています。
今後も制作チームとのコミュニケーションを通して、最適な技術選定をしていきたいと考えています。
多彩なバックグラウンドを持つメンバーが専門領域を活かしあい、傑出したチームワークでプロジェクトの成功を実現する株式会社cinraでの開発に興味をお持ちいただけましたら、ぜひ以下の求人情報をご覧ください。
- フロントエンドエンジニア
- 390万円〜798万円
【自社メディア紹介】 「クリエイティブな意思を、他者に届ける」 2003年創設の芸術文化をルーツとするメディアブランド。一人ひとりの情熱や違和感、問題意識に耳を澄ませ、社会や文化に好奇心を抱く人に向けて、思いを媒介するメディアとして2021年にフルリニューアル。 https://www.cinra....
株式会社cinra