Findyが2017年にリリースした「スキル偏差値」。GitHubの公開リポジトリを対象に、コミット量や他プロジェクトへの貢献度、他者からのコード支持やアカウントの影響力などを中心に独自のアルゴリズムで解析してスコアリングしたものです。
今回の記事では、スキル偏差値を計測することによってどんなメリットがあるのか、偏差値のあげ方について記事にまとめましたので、ぜひ読んでみてください!
Findyのスキル偏差値とは?価値や利用するメリットも紹介
「スキル偏差値」とはGitHubの公開リポジトリを対象に、コミット量や他プロジェクトへの貢献度、他者からのコード支持やアカウントの影響力などを中心に独自のアルゴリズムで解析してスコアリングしたものです。スキル偏差値はIT/Webエンジニアにとって次のような役割を果たします。
- エンジニア転職においてスキルや経験の明示化ができる
- スキルアップを客観的指標として捉えられる
- 過去の自分と比較して、OSS活動のモチベーションアップとしても活用できる
エンジニア転職においてスキルや経験の明示化ができる
AIやDX(デジタルトランスフォーメーション)の注目の高まりを例として、テクノロジーによる事業成長が企業の競争力を高める重要な要素のひとつとなっている現代の日本。
そのコアを担うITエンジニアの採用において優秀なエンジニアの確保が求められる傾向にある今、これまで以上にエンジニアのスキルや経験を明示的に企業に伝える重要性は増していくことが想定されます。
しかし、従来の職務経歴書やポートフォリオだけでは、具体的なスキルや技術力の評価が難しいことや、判断に時間がかかるという課題がありました。そこで、エンジニアのスキルを可視化するという目的で生まれたのが「スキル偏差値」です。
スキルアップを客観的指標として捉えられる
スキルを可視化することで、自身の持つスキルが他のユーザーと比較して高いのか低いのか、客観的指標として捉えられることがメリットのひとつです。
自分が何のスキルを持っているのかを把握することで、今後どういったスキルを身につけ、どういう風にスキルアップしていくのかという目標設計のひとつの指標にもなります。
過去の自分と比較して、OSS活動のモチベーションアップとしても活用できる
他者との相対的な比較ではなく自身の成長という観点で活用することも可能です。
過去の自分と比較して、どのくらいスキルアップしたのかを知ることを目的として、直近1年間のスキル偏差値の月別推移グラフをマイページ上に表示しています。
日々のOSS活動のモチベーションに繋がることもメリットと言えるでしょう。GitHubでの日々の活動がスキル偏差値につながるので、日々精進しているエンジニアにとっては自身の成長が目に見えるので、モチベーションアップになりますよね。
スキル偏差値を上げるためには?スキル偏差値の高みを目指す方法
ユーザーの方から「スキル偏差値はどうやったら上がるのか?」というご意見をよくいただきます。
詳しいアルゴリズムは非公開なのであまり多くのことは語れませんが、お話しできる範囲でご紹介します。
スキル偏差値を上げるポイントはGitHubによる継続的なOSS活動
スキル偏差値を上げるためには、解析対象であるGitHubにおける日々のコミットやコントリビューション数が重要なポイントです。スキル偏差値の解析対象は、直近1年間のGitHubの公開リポジトリ。
そのため、継続的にGitHubを利用することでスコアが変わっていくので、定期的にスキル偏差値をチェックしてみましょう!
スキル偏差値が上がると、企業からのいいね数が増加傾向に
スキル偏差値を上げることで、企業からのいいねが増えるのかどうかは気になるところですよね。
そこで、スキル偏差値別に企業からのいいね受け取り数を算出してみました。
下記画像を見ていただくと、スキル偏差値に応じて企業からのいいね数が右肩上がりになっているのがわかります。
スキルが高ければ高いほど、転職市場においては注目度が高まる傾向を示したひとつの参考例になるのではないでしょうか。ぜひスキル偏差値を高めて、理想の企業とマッチする可能性を上げてください!
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