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ロールモデルのいないキャリアを切り拓くーテストだけに留まらないQAエンジニアのキャリアパス

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Findyでユーザーサクセス面談を経て転職したエンジニアの方に、転職活動を始めたきっかけや転職活動の進め方、今後のキャリア展望について、お話を伺いました。

▼インタビューした渡邉さんのプロフィール ※2024年5月現在

  • 年齢:30代前半
  • 職種:QAエンジニア(経験年数5年〜)

目次

これまでのご経歴

-これまでのキャリアを教えて下さい。

新卒で専門商社の営業職を経験した後、テストベンダーに入社してQAエンジニアとしてのキャリアを歩み始めました。
テストベンダーで約5年勤務し、基本的なQA業務から、メンバーマネジメント、案件管理者のポジションまで経験しました。

その後、Findyを通して株式会社Hacobuに入社。
QAエンジニア半年・エンジニアリングマネージャー半年を経て、現在は組織開発室室長のポジションを担っています。

-新卒では営業をされていたのですね。どうしてQAエンジニアになられたのですか。

実は学生の頃からコンサルの仕事に興味があり、初めて転職するときはコンサルティング企業も視野に入れていました。
その中で担当の転職エージェントの方から、「開発のコンサルティング」の意味合いでテストベンダーの紹介を受け、興味を持ちました。

QAエンジニアの仕事を始めてみると、イメージしていたコンサルの仕事とは少し異なるものの、顧客の求めるプロダクトを一緒に考えながら作っていくプロセスに面白みを感じました。

一方で、QAエンジニアの世の中のイメージは、「テストだけやっていればいい」になりやすい仕事でもあり、課題感を感じています。

こうしたことから、前職にいた頃から、「QA像を正しく伝えたい」「QAエンジニアの地位向上に努めたい」と思うようになりました。

転職のきっかけと活動の流れ

-転職のきっかけについて教えていただけますか?

前職が急成長したことで、同じ会社のメンバーでも誰が誰だか分からない状態になり、帰属意識が薄れてきたことがきっかけです。
そのときは客先常駐をしていたので、自分のことはむしろ常駐先企業の社員のように思っていました。

また、常駐先が福祉系のSaaSを展開している企業だったこともあり、働くうちに「プロダクトを通して社会課題を解決すること」の面白さを感じるようになっていました。

これらが重なり、社会課題解決をミッションにした事業会社を目指して転職活動をしようと決めました。

-転職活動を振り返ってどうでしたか?

10社選考に進んだうち、5社から内定をいただけたのは正直驚きました。
前職での5年間の経験と、今後のキャリア展望が評価されたと思うと嬉しかったです。

ユーザーサクセス面談で自分に合いそうな企業を提案してもらったり、壁打ちで思考整理してもらったりしたこともプラスに働いたと思います。

-面接10社はすごいですね。カジュアル面談を含めるとさらに多くの企業とお話しされたのですか?

カジュアル面談は20〜30社ほど受けました。自分の将来なので、ミスマッチがないように、多くの選択肢から比較検討することを意識していました。

特に私の場合は「テストだけをやるQAエンジニア」や「QAチームだけを見るマネージャー」ではなく、「プロダクト全体を見据えた組織づくり」をやりたいという思いがあったため、そのようなポジションを担える可能性があるかをしっかりとすり合わせていました。

またどれだけ吟味して選んでも、入社してから「ちょっと違うな」と思う部分が出てくるのは仕方ないと思います。
ただそのときに、「多くの選択肢の中からそのときの最善の道を選んだ」と思うことで、納得感を持って 仕事に向き合うことができると考えています。

今の転職にはとても満足しているので、もし過去に戻ったとしても同数くらいの面談・面接を受けると思います。

-なぜ数ある転職サイトからFindyを選ばれたのですか?

元々存在は知らなかったのですが、エンジニアの知人に転職サイトをいくつか教えてもらったうちの一つがFindyでした。
ただ、FindyはGitHubを使ったスキル偏差値の印象が強く、日常的にコードを書いていない自分には向かないかもしれないと少し思っていました。

結果的には、転職をする上でスキル偏差値で不利に感じることはありませんでしたし、QAの求人数やユーザーサクセス担当者の知識レベルも満足いくものだったので、問題なく使うことができました。

-ユーザーサクセス面談のご感想も教えてください。

初めて面談をしたときは、非常に心地よかったことを覚えています。
転職の押し売りもなく、会話のキャッチボールも適切でした。自分の投げたボールを適切にキャッチし、胸元目掛けて投げ返してくれるようなイメージです。

提案いただいた求人を見ても、自分が伝えたことを正しく理解してくれていることが伝わりましたし、個人で調べていた求人の相談にも乗ってもらえました。
何度か面談しましたが、「こんなにやってもらっていいのかな」と思うくらい丁寧な対応でした。

-お話をうかがい、渡邉さんは転職リテラシーがとても高いと感じました。そんな渡邉さんでも、ユーザーサクセス面談を使ってよかったと思いますか?

はい、使ってよかったですし、もし今後転職することがあればまた使うと思います。

物事は自分の視野でしか見れないので、転職・キャリアに関してより広い視野をもって向き合ってくれる担当者とはぜひお話をしたいです。

自分の経験値が今後もっと上がったとしても、壁打ちを頼むと思います。

今後のキャリアについて

-今後のキャリア展望をお伺いできますか?

今後については、今まさに迷っているところです。
今は組織開発室として、Hacobuのエンジニア組織を伸ばしていきたいと思っていますが、その後の選択肢は3つくらい考えています。

1つ目は、VPoEです。今の業務の延長で、エンジニア組織のマネジメントを一手に行う道です。

2つ目は、CQO(Chief Quality Officer:最高品質責任者)のようなポジションです。
元々考えていた「QAエンジニアの地位向上」にも引き続き思いがあるので、QAエンジニアの行き着く先として、そういったキャリアを歩むのもいいなと思っています。

3つ目は、人事・採用のポジションです。今はエンジニアを軸足にして採用に関わっていますが、人事を軸足にしてより採用にコミットしていくのも面白いかなと思っています。

-今までのキャリアの掛け合わせで、渡邉さんならではの道を開拓されていますね……!最後に、ユーザーサクセス面談はどんな方におすすめですか?

キャリアに漠然と悩んでいるという方は、ぜひ受けてみると良いと思います。
「まずは第三者に話を聞いてほしい」くらいの軽い気持ちで大丈夫です。

話を聞いた上で、「今は転職しないほうが良いのでは」とも伝えてくれるため、無理に転職させられるようなこともありません。

今思っていることを、いいことも悪いことも話して、率直に意見交換するところから、今後のキャリアについて考えてみると良いと思います!

Findyのユーザーサクセス面談とは

Findyはエンジニアに特化した転職・キャリア支援サービスを行っています。

特に、エンジニア領域に特化した相談員にオンラインで個別に相談できる「ユーザーサクセス面談」は年間3,000名以上のエンジニアの方に体験いただいており、若手からEM, VPoEなどシニアなエンジニアの方まで広く活用いただいています。

具体的には

  • 現在のエンジニア転職市場に関する情報提供
  • キャリアの悩みや将来のキャリアパスについての壁打ち
  • すぐの転職をお考えの方には、具体的な転職サポート
    (企業の紹介や、選考に関するアドバイス、年収の上げ方など)

などを実施しています。

面談は無料で、すぐの転職活動を検討されていない方にも多く参加いただいています。ぜひご自身のこの先のキャリアを考えていただく機会としてご活用ください。


ユーザーサクセス面談の詳細はこちら

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