ミッション
【AIメディカルサービスについて】
私たちAIメディカルサービスは、「世界の患者を救う」をミッションに、現役の内視鏡医である多田智裕によって2017年9月に創業された医療AIスタートアップ企業です。
AIの画像認識技術と世界をリードする日本の内視鏡治療の実績をかけ合わせることで、医師によっては20%以上発生しているとも言われる病変の見逃しを1例でも少なくし、世界中の多くの患者の命を救うために日々努力を重ねています。
累計136億円という資金調達を背景にAIソフトウェア医療機器を開発し、2024年3月から製品の販売を開始しております。研究開発フェーズから事業フェーズへ転換するなか、さらなる成長を進めてまいります。
【会社概要】
従業員数:約100名(2024年9月現在)
平均年齢:40.0歳(2024年9月現在)
資本金:138億円(準備金含む)
所在地:東京都豊島区東池袋1丁目18-1 Hareza Tower 11F
【主な受賞歴】
2023.11.24 Forbes JAPAN「日本の起業家ランキング2024」において9位入賞
2023.01.30 内閣府主催「第5回日本オープンイノベーション大賞」で「日本学術会議会長賞」を受賞
2021.06.15 世界経済フォーラムテクノロジー・パイオニアに選出
2021.01.20 令和3年度Innovation Tokyoに採択
2021.01.07 Google for Startups Accelerator Class 3に採択
2020.10.19 CEATEC AWARD 2020 Co-Creation PARK部門賞
2019.10.04 米国食品医薬品局(FDA)よりブレイクスルーデバイス指定(画期的医療機器/デバイス指定)
2019.06.20 10年後のGAFAを探せ 世界を変える100社に掲載
ビジョン
食道・胃~大腸・肛門に至る消化管のがんは、
全がん死亡者の約3割を占め、最も死亡者数の多いがんとなっております。
がんで死亡する原因は、早期でがんが発見されないためです。
内視鏡検査は、唯一消化管のがんを早期に確定診断できる検査ですが、
どうしても人の目でみるため、2割程度の早期がんが見逃されていると言われております。
また、国外に目を向けると、十分な数・質の内視鏡医がおらず、
発見されるがんは進行がんが大半となっております。
当社は、こうした問題にAI(人工知能)で立ち向かい、
がんを早期のうちに見つけ、世界の患者を救いたい。
そんな想いで創業したベンチャーです。
プロダクト

内視鏡検査中に胃がんの検出を支援する内視鏡AI 「gastroAI™ model-G」
■内視鏡検査中に胃がんの診断をサポート
「gastroAI™ model-G」は、胃領域を対象にした内視鏡画像診断支援ソフトウェアです。内視鏡検査中に、胃の病変候補の画像から生検等追加検査を検討すべき病変候補の有無を表示し、病変位置の候補を矩形で示すことで、医師への注意喚起と共に診断に関する参考情報を提示します。
■性能評価試験結果
胃内視鏡検査により得られた上皮性腫瘍が疑われる胃内視鏡画像315病変(腫瘍性病変150・非腫瘍性病変165)を用いた後ろ向き性能評価試験を実施した結果、腫瘍性/非腫瘍性の検出における本製品の感度は84.7%、専門医は65.8%でした。特異度は本製品で58.2%、専門医で68.8%でした。
また上皮性腫瘍が疑われる正常粘膜を含む非腫瘍性と判断された800病変を用いた単体性能試験では、本製品の検出における特異度は90.1%でした。
対策型胃内視鏡検診サポートサービス「gastroBASE screening」
gastroBASE screeningは胃内視鏡検診と二次読影のデータを共有できるWEBサービスです。
2016年にスタートした対策型胃がん内視鏡検診。gastroBASE screeningは、対策型がん検診に取り組む自治体や医師会、医療機関の課題に向き合います。
gastroBASE screeningは、専用回線・専用PC不要で二次読影がどこでも可能になります。クラウドシステムなので、読影医は読影会場へ集まる必要がなくなり、書面の紛失リスクも軽減されます。
検診結果の集計もラクラク。業務効率化につながる対策型胃内視鏡検診サポートサービスです。