株式会社MinD in a Device

株式会社MinD in a Deviceのエンジニア・プログラマー向け企業情報

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プロダクト

究極の認識・同化システム「MinDエンジン」

究極の認識・同化システム「MinDエンジン」

 「MinDエンジン」は、当社が”脳内の仮想現実を生み出す神経アルゴリズム”と考える、生成モデルを実装した次世代型AIです。ここで言う「生成モデル」とは、1990年代にMumfordや川人らによって提案された脳の認識機構モデルで、ボトムアップ処理とトップダウン処理からなります(敵対的生成ネットワークのGANとは異なるものです)。

 「ボトムアップ処理」は、現在主流の深層学習と同様、低次の入力情報から高次の推定結果を得る仕組みで、”対象の特徴を捉えるもの”です。一方「トップダウン処理」は、その逆の高次から低次を生成する仕組みで、言わば”外界の対象を仮想現実としてシミュレートするもの”です。このトップダウン処理により、対象への理解や知識がモデルに織り込まれることで、外界に対する推定精度が向上すると言われています。

 この仕組みの工学的実装にはまだまだ時間がかかると言われていますが、当社独自の技術により高いレベルで実現したのが「MinDモデル」であり、以下のような特長を有しています。

・鏡に映った物体の認識のような、多義性のある推定課題を解くことが可能
・データが少ない場合や、そもそも現実世界で真値を得ることが難しいものでも学習が可能
・デジタルツインにおけるサイバー空間と現実空間の同期が課題と言われる中、生成モデルの特質により高精度な同期が可能

従来の深層学習ではアプローチが難しいこれらの課題に対し、当社「MinDエンジン」は、これまで数々の大手各社との取り組みにおいてパフォーマンスが実証されており、非常に高いご評価をいただいております。

http://mindinadevice.com/mind-upload/

ミッション・ビジョン

mission

「意識を持つ社会」と、その先の「意識のアップロード」へ

 当社は、脳神経科学と機械学習(生成モデル)に関する長年の研究に基づき、短期では「意識を持つ社会」の構築を、中長期では「人間の意識をアップロードすること」を目指すべく立ち上がった、大学発スタートアップ です。

〜意識を持つ社会とは〜
 人間は、皮膚などの感覚器から得た身体の異常の情報が、脳に集約されることで「痛み」として意識に昇ります。それと同様に「意識を持つ社会」とは、都市に張り巡らされたさまざまなセンサー群からの情報を、通信網を介してサイバー空間上のデジタルツイン(※)に集約することにより、異常などが発生したときにリアルタイムで検知するものです。当社では、サイバー空間と現実空間を高精度に同期させるための中核技術である、「MinDエンジン」の開発・社会実装を行なっています。

〜意識のアップロードとは〜
 人間の意識を機械に移植し、機械の中で生き続けることを言います。当社では、意識に関する以下の仮説をあげ(当社技術顧問・渡辺正峰准教授著「脳の意識 機械の意識」より)、ブレインマシンインターフェース(BMI)の研究も行なっています。

・意識の源は、脳内の仮想現実を生み出す神経アルゴリズムであること
 (覚醒中は感覚入力により外界と仮想現実が同期する一方、睡眠中の夢では、仮想現実が感覚入力の縛りを受けない)
・上にあげた神経アルゴリズムを実装した機械には、ニュートラルな意識が宿る可能性があること
・ニュートラルな意識の宿った機械と人間の脳を接続することによって意識が一体化し、さらに記憶の転送を行うことにより、肉体的な死後にも個人の意識が生き続けること
 (一方の脳半球が脳梗塞等により欠損した後にも、もう一方の脳半球で変わらず生きている事に相当)

※デジタルツイン・・・デジタルの仮想空間上に、現実世界の双子(ツイン)を構築したもの
https://ec-orange.jp/ec-media/?p=27022

vision

「デジタルツインのトップカンパニー」へ

【短期】
 日本は少子高齢化・インフラ老朽化等を背景に、都市のトランスフォーメーション等の面で課題先進国である一方で、アナログ・デジタルセンサー技術に強い競争力を有しています。さらに近年は、CPU/GPUの技術的発展やセンサーの爆発的増加、データ量の増加、機械学習/深層学習の発展が目覚しく、それらを組み合わせることで、世界にリードしてデジタルツインを牽引していけるポジションにいます。

 当社「MinDエンジン」は、サイバー空間と現実空間を高精度に同期させるための中核技術であり、「都市のデジタル化」「産業のデジタル化」を始め、「従来AIが解けない課題への適用」、「AR/VR等の次世代メディアへの応用」等、幅広い領域への応用が可能です。既に多くの大手各社との協業を行なっており、「デジタルツインのトップカンパニー」になることを目指しています。

【中長期】
 さらに、中長期的にはデジタルツインをヒトにも拡大し、人間の意識をサイバー空間にアップロードすることを目指しています。意識のアップロードを実現することの最大の利点は、不老不死を望む人や、何らかの原因により生きたくても生きられなかった人に、自分が望むまでの間生き続けられるという、究極の選択肢が開かれることであり、人類の生き方が根本から変わる可能性を秘めています。

利用技術

利用技術
言語
  • Python
  • C++
フレームワーク
  • Pytorch
  • TensorFlow
  • Django
  • Flask
インフラ・ミドルウェア
  • AWS
  • Azure
  • GCP
  • Docker
  • Kubernetes
  • MySQL
  • MongoDB
  • Jenkins
  • Mackerel
開発ツール
  • GitHub
  • GitLab
  • Slack
  • Unreal Engine
  • Unity

基本情報

本社東京都世田谷区船橋五丁目17番12-504号
事業内容次世代型AI「MinDエンジン」の研究開発・事業推進
設立年月2018年12月代表者中村翼