■インタビュイー
吉田拓真様
2011年DeNA入社後、インフラエンジニアとしてキャリアをスタートし、その後、ソーシャルゲームスタートアップの創業メンバーとしてJOIN。エンジニアリングからデザイン、経営領域全般を担当後、2015年1月に株式会社スリーシェイクを設立。設立後はSRE特化型コンサルサービス「Sreake」を立上げ、金融業界からAI領域まで幅広い支援を行いつつ、自社サービスであるデータ統合プラットフォーム「Reckoner」、OOHプラットフォーム「Adsquare」の立上げを行う。1987年生まれ。東京都出身
Findy
スリーシェイクは2015年に出来た会社です。ですので今6年目を迎えてます。
インフラからメディアまで技術力を武器に複数の事業を展開しています。
既存事業を軸に、ITインフラ/データインフラ/生活インフラを支える会社にしていきたいと考えてます!
少し珍しいのですが、拠点が2つございまして東神田の本社オフィスと最近渋谷にオフィスを構えました。
メンバーは40名ほど在籍しておりまして、20名程度の正社員と残りの業務委託の方が在籍してます。
Findy
私自身がもともと前職でエンジニアと採用担当を兼務してまして、エンジニア採用に関しては知見はかなりあると自負しておりました。。
WantedlyやGreenでメンバーレイヤーのエンジニア採用には成功していてご縁も多くご入社頂いていたのですが、どうしてもシニアクラスのエンジニアは他企業からのアプローチも多く、候補者一人一人に併せて最適化・ブラッシュアップしたスカウトアプローチをしても埋もれてしまいリーチしづらい傾向がありました。
そんな時に採用関係の知人から「Findyいいよ!」とふわっと情報共有を受けまして、エンジニアのOSS活動を重視した採用活動が出来るのは新しいと思い導入を決めました。
Findy
弊社は所謂採用の窓口が私一人なので、スカウトの数を重視した採用媒体ですと中々PDCAを回した採用マーケティングを行えない事がありました。
私自身ももともとエンジニアですので、フォーマット化されたスカウト文を大量に送るのも受け取るのもあまりいい気持ちがしないので遠慮してしまいます。
やはり、一人ひとりのスキルレベルとプロフィールを読み込んで、本当に「会いたい!」という気持ちが伝わるスカウトメールを送りたいですよね。
Findyはそんな課題を解決してくれる仕組みだと思っていて、例えばスカウトを送る前に「いいね」と「いいかも」を企業とエンジニア双方が送りあってマッチングしないとスカウトを送れないという仕組み。
これがあることによって、スカウトを送る時点である程度弊社に興味をお持ちの方だけにスカウトを送ることになるので、大量にスカウトを送る必要もなく一人ひとりに合わせてしっかりと思いを伝えるスカウトメールを送ることが出来てます。
Findy
昨年の11月から利用開始して、2ヶ月でサーバサイドのエンジニアを採用することができました!所謂ハイクラス層のエンジニアです。
スカウト返信率も70%程度で推移しているので、弊社の採用スタイルにあってるのかと思います。
■運用実績
あとは「いいね」の流通量もご契約されてる企業全て、1週間35件に制限されているのもご登録されているユーザーにとっていい塩梅なのかもしれません。
私がいいねの送信35件を1週間に送るのも20分程度で終わってしまってるのでリソース的にも削減できてて嬉しいです。私のような所謂一人でスカウト業務を行う人間にとっては最適な仕組みかと思います。
GitHubのスコアリング目的で登録している方は多い印象だったので、導入前は転職意欲が低い方が多いのではないか?と考えていたのですが実際利用してみると積極的にカジュアル面談に来ていただける方が多い印象でした。
恐らく、OSSの活動をしているエンジニアはポートフォリオ的にGitHubを利用している傾向もあるのかと思います。
あとはやっぱり、「スキル偏差値」という仕掛けが非常に面白いですね。OSSに積極的な優秀層にとっては、とりあえず登録しとこう的なことはあると思います。
いい意味で転職サイトっぽくないところがスキル偏差値でカバーされていると思います。エンジニアってそんなにグイグイ来られるの好きではないですからね(笑)。
Findy
僕らは色々なマルチドメインで事業展開をしている会社でして、全ての公的サービス領域の垣根を超えていこうというのが基本的なスタンスです。
ビジネス向けのサービスが直近では中心になりますが、コンシューマー向けのサービスもビジネス向け事業で培ったノウハウを基に展開していきたいですね。
Findy