ミッション
私たちは、ただIoT製品であるスマートロックというモノづくりに終始するのではなく、「未来のスタンダードを創りたい」と考えています。
スマートロックの日本での世帯普及率はまだ0.2%程度ですが、アメリカでは2020年時点で15%、今後も拡大が見込まれています。日本では今後100倍以上の拡大が見込める、圧倒的な成長が期待されるマーケットです。
まだ成熟しきっていない分野での挑戦になるため、「ユーザーにとっての体験価値の追求」という軸をぶらさないことを大切にしています。
例えば、スマートロック「Qrio Lock」の開発時は、外出・帰宅するときにカギはどうあるべきか、どういう状態になるのがベストか、そもそもカギは私たちにとってどういう存在なのかを改めて考え、どのようなユーザー体験を目指すのかを決めました。
そこから出てきたコンセプトが、”カギが自由になる生活”です。
※イメージ動画:https://qrio.me/smartlock/
自宅のドアにQrio Lockを設置するだけで、設定したスマートフォンを持ったままドアの近くに行けば自動で解錠、ドアが閉まればオートロック。徐々にカギを意識しなくなる生活になっていきます。
カギを意識しなくなるということは、利便性と安全性を同時に実現できている状態です。数千年もの間、人類は外敵の侵入を防ぐ=安心・安全のために、カギという本来は不要な手間をかけて=利便性を犠牲にしてきましたが、スマートロックはテクノロジーの力で安心安全と利便性を同時に実現することを可能にしました。
カギの開閉は1回あたりは短い時間ですが、一生では20日間(480時間)もの時間をカギの開閉に費やしていると言われています。人生における無駄なワンクリックを無くし、本当に使うべきことに時間を使い、意識を向けられる状態を実現し、Q O Lを高めることがQrio Lockの価値だと考えています。
スマートロックはユーザーが無意識的にでも日々触れる製品なので、体験価値を追求した開発の面白さがあります。さりげなく日常に存在していて、いつの間にかなくてはならない存在になるからこそ、スマートホームなどサービス連携を見据えた価値の広がりを持たせるなど、次の展開に繋げられると考えています
ビジョン
今まさに、第2創業期として組織を増強していくフェーズです。
これまで言語化していなかったカルチャーを改めて行動指針として制定したり、新しくメンバーを募集するなど、次の大きなステップに向けて着々と準備を進めています。
また、私たちの組織の強みはソニーグループのハードウェアにまつわるノウハウやR&Dの様々な知見を活かせることにあります。
Qrio Lockの場合、ソフトウェアをQrio社内のエンジニア、ハードウェアをソニーのエンジニアが設計し、国内の工場で製造しています。そのため、プロジェクトで関わる人が多様なバックグラウンドのプロフェッショナルになるため、チームと目標を意識して動くことが重要になります。
社内のメンバーはIT企業出身者が大半なので、ものづくりに携わるのが初めての人が多く、ハードに引っ張られるソフトウェア開発の難しさを実感したり、日本のものづくりに対するこだわりにワクワクしたり、毎日が刺激的です。
エンジニアにとっては、ハードウェアに興味がある人には製品のアイデア段階から携われる面白さ。セールスにとってはソリューションをカスタマイズして提案する面白さが味わえるはずです。
ベンチャーと大企業の“いいとこ取り”をした環境で、世の中を驚かせるような製品・サービスを送り出していきましょう!
プロダクト

Qrio Lock
Qrio Lock(キュリオロック)は、スマートフォンで鍵の操作をできるようにするデバイスです。今ある鍵を取り替えることなく、様々な条件のドアに取り付けられるよう、利便性と安心にこだわって設計しました。
別売のQrio Hub(キュリオハブ)とセットで利用すると、外出先からでもカギを遠隔で操作でき、解施錠の通知も受け取れるようになります。

Qrio Smart Tag
「Qrio Smart Tag(キュリオスマートタグ)」は、あなたの大切なモノとスマホをつなげる小さなアクセサリーです。スマホとスマートタグをBluetoothで通信することで、専用アプリからスマートタグのブザーを鳴らしたり、地図上からありかを確認したりして、なくしものをすぐに見つけることができます。
大切なもの、なくしたくないもの、いつも探してばかりいるものにスマートタグをつけてみてください。
会社概要
利用技術
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