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プロフィール
村上 有基 様/Classi株式会社
村上 有基 様
大学院を修了後、衆議院議員秘書を経て、株式会社モンスター・ラボで5年間、採用を中心に人事業務に携わる。その後、2018年10月からClassiに参加。現在はカンパニーカルチャー部において、採用を中心にオンボーディングや社内コミュニケーションなどに関わる。
貴社の事業内容をお伺いしてもよろしいでしょうか?
村上 有基 様
「子どもの無限の可能性を解き放ち、学びの形を進化させる」をミッションとして掲げて事業を進めています。「Classi」は、学校ICT化を多角的にサポートする教育プラットフォームです。教育機関向けのSaaSですね。今、教育現場の環境の変化が激しくなっており、先生方の負荷が高まっています。そこで、これまでの指導をより効率化し、先生方が本来取り組みたかった指導にシフトさせる、そんな新しい学びのかたちを提案しています。
村上 有基 様
御社のエンジニアが実際に学校現場でヒアリングも実施するという記事を読んだことがあるのですが、やはり事業内容的に現場の声が大切だったりするのでしょうか?
Findy スタッフ
村上 有基 様
ユーザー様が学校という身近な存在ということもあり、ユーザー様の声を直接聞きたいというエンジニア側からの要望もありますね。チームによっては週一回など、頻繁に学校からのヒアリングをおこなっています。今、コロナ禍で学校訪問は難しくなっていますが、実際に学校に赴いて声を聞くだけではなく、逆にエンジニアの仕事を生徒の皆さんに伝える場や機会をいただくこともあります。学校と一緒になって、アイデアソンのような形でワークショップをやらせていただいたこともあります。
Findyを知ったきっかけを教えてください。
村上 有基 様
個人的に、Findyを創業された代表の山田さんとはもともと勉強会などでよくご一緒させていただいていました。志をもってサービスをつくられており、私もぜひ活用して採用実現に結びつけたいと思っていました。Classiに私が参加した時点ですでにFindyが導入されていましたので、ぜひ活用させていただこうと思いました。
Findyを導入する前にあった課題を教えてください。
村上 有基 様
他のIT企業と同様だと思いますが、エンジニアの採用を開始してから一定のペースで入社があったものの、採用が追いつかない状態が続いていました。スピード感を持って学校の課題解決をしたいという想いに採用のスピードが追いついておらず、既存メンバーの負荷が高まっていました。
村上 有基 様
私たちのサービスは学校向けですので、例えば他の一般向けのサービスのように認知が広がりづらい点もあります。そのため、より幅広いエンジニアの方々に、こちらから主体的に接点を持てるようにしたいと思い、Findyが導入されました。
現在のエンジニア組織はどのくらいの規模なのでしょうか? また、エンジニアの採用目標はどの程度でしょうか?
Findy スタッフ
村上 有基 様
現在のエンジニア数は90名くらいです。採用目標は、エンジニアだけで毎年20から30名くらいですね。
Findyを利用してみて感じた良さは?
村上 有基 様
私たちが期待するスキルやご経験をお持ちの方が多く、そういった方にClassiを知っていただく機会、興味を持っていただける機会が格段に増えたと感じています。サービスの機能としてプロフィールでスキルがわかりやすく可視化されており、前提となるスキルマッチの確認が容易なところも非常に使い勝手がよいです。
村上 有基 様
Findyの登録者の方には、自分の経験やスキルを活かして、より成長できる環境で働きたい、社会に貢献できる仕事をしたいという向上心や貢献意欲の高い方々が多くいらっしゃいます。そこも非常に嬉しく感じる点ですね。
スキル偏差値の算出にはGitHubを利用していますが、GitHubでオープンソース活動をしている方々は、社会にもっとインパクトを与えたいという気持ちが強いですよね。そういった方々が登録して点数を高め合っているので、結果として成長を目指す人、社会貢献度の高い人につながっているのかもしれません。
Findy スタッフ
村上 有基 様
そうですね。そうした方々に、私たちのミッションやサービス伝える機会が増えたことは、採用に大きな影響がありました。またClassiには、テックカンファレンスで頻繁に登壇しているメンバーや書籍の執筆を行うメンバーなど、技術的にも優れたエンジニアが数多くいます。事業の魅力と共に、こうしたタレントの存在も知っていただく機会が増えたので、Classiに興味を持っていただける方が増えたのも喜ばしいことだと思っています。
Findy CSの対応はいかがでしたか?
村上 有基 様
これまでに何名かの方にご担当いただきましたが、どの担当の方もClassiの重要なパートナーとして、Classiの事業の成長のために貢献したいというお気持ちをすごく感じました。ベンチャー企業はどこも同じような状況かもしれませんが、一つのサービスの活用に十分な時間を費やすのが難しかったりします。そのような限られたリソースの中でどのように採用を実現していくのか、そこをFindyのCSの側でできることなどもご提案下さって、採用に向けた努力を一緒にしてくださっているので、そこはとてもありがたいです。本当に感謝してます。
Findyでの採用結果について教えてください。
村上 有基 様
1年で4名のエンジニアが決定しています。若手で将来を期待されるアプリエンジニアや、執筆歴もある実力派のフロントエンジニアなど、仲間として本当に頼もしい方々にジョインいただいています。
採用目標と比べると少なく感じてしまいますが、量より質を目指したなどありますか?
Findy スタッフ
村上 有基 様
量より質を、ということではなく、実際問題としてエンジニアの採用はなかなか難しいですよね。例えばフロントエンジニアを募集しているけれど1年以上採用できていません、などがよくある世界だと感じています。そんな中で、執筆歴もあるなどの即戦力のある方々に来てもらえましたし、実は内定を出した方はもっといます。本当に、たくさんのいい出会いをいただいています。
今後の貴社の展開は?
村上 有基 様
既存のサービスをご利用いただいていない学校様もいらっしゃいますので、新たにご活用いただくという部分も大切にしています。そして、それ以上に、既存のお客様にさらに価値を感じていただけるようなプロダクトにすることに重点的に取り組んでいます。それにより、学校現場の課題解決を図り、教育の未来を新しく切り開いていきたいですね。また、小中学校向けの「tetoru」という新しいチャレンジも始めたところですので、このような挑戦をしながら、より幅広い教育の課題解決を目指していきます。
村上 有基 様
また、優秀なエンジニアがたくさん集まっていますが、エンジニア自身で新しい組織の形やチームのあり方について議論を進めたりもしています。外部のアドバイザーの方をお招きして勉強会をしたりもしています。ミッションに共感して教育の未来を一緒に切り開きたい方、さらには優秀なエンジニアと一緒に組織やチーム作りから一緒に関わりたい方には、Classiはすごく合っていると思います。そういう方にぜひ来ていただきたいですね。