「導入から3ヶ月でエンジニア3名の採用に成功」ノックオンザドア株式会社様

難病領域に関する支援事業を展開するノックオンザドア株式会社では、エンジニア採用において「Findy」を活用いただいています。今回は、ノックオンザドアで採用担当を務める岡田さんと、CTOの藤原さんにインタビュー。「Findy」導入後わずか3ヶ月で3人のエンジニア採用に成功したノックオンザドアが、どのようにエンジニア採用を進めてきたのかなどについて、お話を伺っていきます。

CTO / 藤原 幸貴

専門学校卒業後に医療系システム開発会社に入社。2006年よりシステム開発会社に入社し、受託案件、SES、新規事業の立ち上げを経験。その後フリーランスとなりBtoC向けのスマートフォン向けサービスの開発に携わる。2019年よりノックオンザドア株式会社に入社し、プロダクト開発管理、運用を担当。

経営企画・広報 / 岡田 博之

音楽事務所に入社。ライブ、レコーティング、取材等でのアーティストマネジメントを経験し、その後2006年より、IT会社にて音楽配信事業のTVCM、WEB広告、SEO、広報などのPR全般を従事。その後新規事業立ち上げから、複数のサービス責任者を得て、事業管理、人材開発を経験。2021年ノックオンザドア株式会社のドアをノックし、経営企画、広報、人事、財務、総務とマルチに活動中

媒体導入で重視したのは、理念に共感するエンジニアと出会えること

──まず最初に、御社の事業内容について教えてください。

岡田:私達のパーパスは、「難病患者・家族が輝き、自分らしい人生を送れる社会の実現」に向け、医療の向上(生理的・安心)/ くらしの向上(社会的)/ 生きがいの向上(承認・自己実現)の3つの向上を突き詰め、難病患者・家族とチームを作っており、まず第一弾として発作症状や服薬状況などを記録・共有できるてんかん患者支援アプリケーション「nanacara(ナナカラ)」を提供しております。

岡田:さらにドクターが診療時に同アプリの情報を閲覧できる「nanacara for Doctor.」、
オンライン診療・服薬指導サービス「nana-medi(ナナメディ)」、また、てんかん患者・ご家族に寄り添うリアル店舗のnanacara薬局もスタートしております。

蓄積されたデータにより、製薬企業にも価値を届け、製薬も含めた難病医療の向上につなげるなど、日本のどこにいても身近に質の高い難病に対する医療をより早く受けられる世界作り、患者・ご家族が自分らしい人生を送れる社会を作ろうと進めている会社です。

──どのようなきっかけで「Findy」を知っていただきましたか?

岡田:今までBizDevやPM、カスタマーサクセスなどの職種は、すべてリファラルか他社媒体からの採用でした。事業拡大していくなかで、エンジニア採用を始めることになったのですが、他の職種と比べてエンジニア採用は難しいと聞きます。そのため、エンジニアに特化した求人媒体を探そうと思い、それがきっかけで「Findy」のことを知りました。

──エンジニア採用を始めた当初は、どういった課題がありましたか?

岡田:今回のエンジニア採用で最も重要視したのは、私たちの理念である「難病患者・家族が輝き、自分らしい人生を送れる社会の実現」に共感してもらえるかということです。たとえスキルが高くても、特殊なプロダクトなので理念に共感してもらえなければ開発の推進は難しいと考えていました。そのため、そういったエンジニアに出会えるかどうかを懸念していました。

それに加えて、やはりエンジニア採用は難易度が高く、時間がかかるといった話も聞いていたので、目標とする時期にメンバーが集まるかという点も不安でした。

──「Findy」導入の決め手になったのは、どのような部分でしたか?

岡田:いろいろなエンジニア採用の媒体の方々とお話しましたが、それぞれに特徴があって、どれも捨てがたい状況ではありました。ですが、私たちが重要視している理念への共感という部分で、「Findy」がそれを最も的確に伝えられる媒体なのではないかと感じたんです。

まず1つに、「Findy」では私たちからピンポイントに、スカウトのメッセージを送ることができます。それから、求職者とのキャリア面談を行うユーザーサクセスの方々がいるので、私たちの代わりにメッセージを伝えていただけるところも魅力的でした。

「Findy」導入から3ヶ月でエンジニア3名の採用に成功

──「Findy」を通しての、これまでの採用実績を教えていただけますか?

岡田:2023年9月から「Findy」の利用を始めて、3ヶ月で3名のエンジニアの方が入社、もしくは内定承諾をいただいている状況です。

──3ヶ月で3名の採用はすごいですね。特に1人目のエンジニアの採用は、非常に難易度が高いイメージがあります。

藤原:そうなんですよ。どうしようかと思っていました(笑)。不安に思いながら採用を進めていましたが、採用を開始して2ヶ月で良い方と出会い入社を決めてくれたおかげで、それ以降は「入社予定のエンジニアがいます」とアピールしながら採用を進めていきました。

──「Findy」を使って良かったと感じるポイントについて教えてください。

岡田:実は当初、期日までにメンバーを集めるのが難しそうだと思っていたので、複数媒体で採用を進めることを考えていたんです。でも、いざ「Findy」で採用を始めてみたところ、カジュアル面談への参加が想像以上に多くて、初めから大忙しでした。

さらに良かったポイントは、やはりカスタマーサクセスの担当者の方ですね。私たちの思いを理解して、かつSlackなどでスピーディーに連携しながら相談に乗ってくださって、本当に心強い存在だなと。できることなら今後もずっと、今の担当者の方に対応してもらいたいと思っています。

藤原:カスタマーサクセスの方がいなかったら、本当に大変だったと思います。候補者の方を紹介いただく際も、数ばかり多くても負担が大きくなってしまいますが、しっかりと希望に合った人を厳選して紹介してくださって、とても助かっています。

事業拡大に向けて正社員エンジニアの採用へ

──先ほど正社員エンジニアが1人目と言うお話がありましたが、そもそもエンジニアを採用することになった背景について教えてください。

藤原:もともとはベトナムのオフショアで、業務委託で15人くらいのチームで開発をしていたのですが、日本国内にもチームをつくるためにエンジニア採用を始めました。理由としては、案件によっては再委託できない条件のものがあり、社内にチームを持ちたかったことが1つです。

それから、弊社は2022年10月に、シミックホールディングス株式会社と資本業務提携を行った背景があります。今後事業を広げていくにあたって、よりスピードアップしていきたかったことも理由の1つでした。

3週間ですべてを完結させる、スピーディーな選考

──入社されたエンジニアの方々は、御社のどんなところに魅力を感じられていましたか?

岡田:入社を決めた方々から話を聞くと、カジュアル面談を含め、選考のなかで社内のいろいろな方と話ができる場があって、「会社の雰囲気を感じられた」という声がありました。なかでも、「座談会が嬉しかった」と言っていましたね。

面談とは別に、座談会という形でエンジニアに限らず、ビジネス側を含めた複数の社員と話せる機会を設けています。そうした面談以外の、ざっくばらんに聞きたいことを質問できる場があったこともポイントだったと話していました。そして、選考のスピードが早いことで、「自分が必要とされているんだと感じられた」という声もありましたね。

──そのスピードの早さは、具体的にどのような部分でしょうか?

岡田:選考の回数・次回選考までの日程の両面ですね。カジュアル面談、面談、座談会、最終面談、そしてオファー面談。これをおよそ3週間以内に、すべて終わらせています。早い段階で社内共有やフィードバックを行い、次のステップをどうするのか即時判断して、すぐに次の日程を決めているところがポイントだと思っています。

──エンジニアから見た御社の魅力とはどのようなポイントでしょうか?。

藤原:今回の募集は、オフショアでつくっているサービスとは別に、新しいサービスをつくるチームなので、そこを魅力に思う人が入ってきてくれている印象があります。開発チームとしても一からスタートして、プロダクトも新たにつくり始めるので、エンジニアとしてはやりがいを感じやすい環境だと思います。

──それでは最後に、御社の今後の展開や採用について教えてください。

藤原:私達は、「難病患者・家族が輝き、自分らしい人生を送れる社会の実現」を目指しておりますが、その中でも大きく3つの社会課題解決に向けて取り組んでおります。

① 難病については治療方法が確立していないものも多く、かつ診療や生活に必要な情報が不足しており、診断された患者・家族は多くの不安を持って暮らしている課題。
② 難病を診断、診療可能な専門医は世界・日本で見ても人数は限られており、且つ都市部に集中しており、地方部では診断がつかず、治療が早期に開始されないという課題。
③ 難病の患者・家族は規模が少なく、薬や治療の向上のために必要なデータが不足するという課題。合わせて製薬企業についても、母数の少ない難病の薬については費用対効果が悪く、開発の優先順位が上がりづらい状況です。

藤原:医療の進歩により、多くの難病が診断可能となるなか、課題が明らかになっており、診断後の患者・家族のQOLが著しく悪化する要因につながっています。
難病を持っていても、患者も家族も自分らしい人生を送れる社会作りは、高齢化社会を迎える日本においても重要であり、私達は「難病患者・家族が輝き、自分らしい人生を送れる社会の実現」に貢献していこうかと考えております。

その上で今後さまざまな難病・希少疾患のプラットフォーム構築を行っていくと同時に、日本のみならず、海外も同様の社会課題が顕在化している為、海外展開も視野にいれております。

難しい話をしてしまいましたが、簡単にいいますと私達と一緒に理念に共感し、社会課題をスピーディーに取り組んで頂ける仲間を探していきたいと思っております。

──岡田さん、藤原さん、ありがとうございました!