同セッションでは、Claude Codeの利用状況を可視化するCLIツール「ccusage」を題材に、個人開発のスピード感や、広まり方の偶然と必然、そして技術選定とOSS運用の考え方をお話いただきました。ぜひ本編のアーカイブ動画とあわせてご覧ください。
ryoppippi:「OSSで世界と戦うには」と題して、ccusageの舞台裏についてお話しします。技術的なことに加えて、どう広まっていったかというソフト面も含めてご紹介します。
私はRorkのロンドンオフィスで、Founding Engineerとして働いています。ccusageの作者でもあり、日本ではvim-jpやSvelte Japanのコミュニティでも活動しています。
ccusageとは何か
ccusageは「Maxプランでこんなに得している」とニヤニヤするためのCLIツールだと、私は説明しています[1]。基本的にはClaude Codeのためのツールとして作りました。
Claude Codeの使い方は大きく2つあります。1つはMaxプランやProプランのように、一定金額で利用上限を引き上げて使う方法です。もう1つはAPIによる従量課金で、上限なく使った分だけ支払う方法です。
ccusageは、MaxプランではなくAPI従量課金で使った場合に、いくら使っていたかを算出するためのツールです。例えばある日は1日で55ドル相当を使っていて、別の日は70ドル相当を使っていることがわかります。私は200ドルのMaxプランなので、3日か4日で元が取れてしまう計算になります。

表示はdaily、weekly、monthlyの単位でまとめられるようにしています。そうやって、200ドルしか払っていないのにこれだけ使っているのだとわかって、ニヤニヤするためのジョークツールとして作りました。
現在(2026年2月時点)、GitHubのスターは1万を超えて、もうすぐ11,000スターに到達しそうなところです。去年の5月に公開して8〜9カ月で1万スターまで伸びて、9月頃に一度減速しつつも今も伸び続けています。
個人でここまで伸びたOSSは自分の中でも珍しくて、とても嬉しいです。多くの方に使っていただけていることに感謝しています。

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