「あの人も読んでる」略して「も読」。さまざまな寄稿者が最近気になった情報や話題をシェアする企画です。他のテックな人たちがどんな情報を追っているのか、ちょっと覗いてみませんか?
こんにちは。風穴(かざあな)です。
連休中に、渡良瀬遊水地のほうを散策してきました。道中に立ち寄った神社で御神籤をひいたら「大吉」。良いことがたくさん書いてあったのですが、最後に「心のおごりや調子に乗りすぎ」るなとありました。今後も気を引き締めていきます。
それでは、最近読んで良かったコンテンツ(の一部)を紹介します。
週刊Deno
uki00aさんが、毎週、Denoに関する最新情報を発信しています。Denoに興味があるけど、自分ではタイムリーにキャッチアップできない……という、私のような人には大変ありがたい活動です。
5月3日にリリースされた「Deno v.2.3.0」についても、変更内容をまとめてくださってます。
React Miami 2025
2025年4月に開催された「React Miami」というカンファレンスの、wiycoさんによる視聴メモ。
2日にわたって開催されたカンファレンスの動画がYouTubeに公開されていて、Day1は9時間超、Day2は8時間超と、なかなかのボリュームです。
記事冒頭に
力尽きたのでまとめ途中で公開します.. ななみん風「後は頼みます」
と書かれていますが、途中であってもメモとして公開してくれたおかげで、このカンファレンス(動画)の存在に気づくことができました。ありがとうございます!
ShowNet
ShowNet at Interop Tokyo: A Continuously Evolving Demonstration Network
「The Internet Protocol Journal」という季刊メディアに掲載された、ShowNetの解説記事。
ShowNetは、インターネット技術の展示会「Interop Tokyo」内に構築されるデモンストレーション用ネットワークであり、それを構築するプロジェクト名でもあります。最先端の技術、機器を使ったネットワークが、実際に運用されている様子を見ることができる貴重な機会となっています。
そのShowNetについて、歴史から実際のプロジェクトの様子まで丁寧に解説されています。ShowNetの大ファンとしては「初めてでも丸わかりShowNet」みたいなタイトルの冊子にして、配りまくりたいぐらい。
GopherがRust入門
プログラミング言語のRustについて、Goと比較しながら解説してくれている記事。ゴリラさんの視点で気になるポイントがまとめられていて、とても参考になりました。
1つ1つのトピックについて、GoとRustのサンプルコードを出してくれている点が、私にはすごく分かりやすかったです。
また、
ドキュメントなどに明記はされていないんですが、上記の側面とRustを使っている感触として、Goとは違ったアプローチで安全性と信頼性、利便性を重視している印象があります。
特に安全性と信頼性をすごく意識している感覚があります。
のように、両方のプログラミング言語を使ってきた人ならではの記述があるのも嬉しい。事実や知識を手に入れることが簡単になった昨今、「その人ならではの感覚」は「その人」に語ってもらうしかないので、大変貴重です。
この記事はかなりボリュームがありますが、面白くて一気に読みました(理解したとは言ってない)。コメント欄もすごく参考になるので、合わせて読むことをお勧めします。
Rustについて調べたのは、著者のhikaliumさんから『[作って学ぶ]OSのしくみⅠ』を頂いたから。この本では、Rustで自作OSを実装していきます。私自身、Rustは、断片的に見聞きはしていましたが、「Hello, World」も書いたことがない完全なる入門者です。この本を進めていく過程で、何度もこの記事を読み直すことになりそう。ありがとうございます!
コンテンツを執筆、公開してくださった皆さん、本当にありがとうございます!