エンジニアがリアルに抱えるキャリアのお悩みに、Findyユーザーサクセス面談の担当者がお答えする本企画。
今回取り上げるのは、若手エンジニアが抱えるキャリアパスについてのお悩みです。
本日のテーマ「新卒4年目、転職歴1回。今後のキャリアの選択肢が知りたい」
匿名希望さん(20代)からの質問です。
「新卒で事業会社に2年弱在籍したのち、受託SIerに在籍してメガベンチャーの開発案件に従事し、1年が経ちました。AIによってエンジニアの働き方が変わると言われていますが、私の今後のキャリアパスはどのようなものが考えられるか、ざっくり知りたいです。」
20代の方からの質問でよくある漠然としたキャリアの悩みに加え、AI時代の変化を目の当たりにした焦りや危機感があるようです。Findyのユーザーサクセス面談で、20代を中心にキャリア支援をしている、田中と矢吹がそのお悩みにお答えします。
不確実な選択肢から選ぶより、「なりたい姿」を決めるのが先
矢吹:つまり質問者さんは、新卒4年目ですよね? まだまだ可能性は無限大じゃないですか!
田中:ですよね! キャリアパスの選択肢を知りたいということですが、ありすぎてご紹介しきれません(笑)
キャリアパスの可能性を並べてそこから選ぶというより、先にご自分がなりたい姿を設定し、そうなるために必要な経験を積みに行く、と考えるほうが理想のキャリアを叶える近道になると思います。
矢吹:そうですね。AI/LLMの進化で人の働き方が変わると言われていますが、特に大きな影響を受けているのはエンジニア職です。今の時点で目指すキャリアを決めたとしても、1年後に同じポジションやルートが存在するとは限りません。
だからこそ、定性的でいいので「自分がどうありたいのか」という、人生のコアを定めることをおすすめしたいです。それさえ決まれば、自ずと次の行動が決まっていきます。
20代で2回目の転職をするなら、売り込める武器を持とう
田中:もしかすると質問者さんは、AIによる変化を前に焦っているのかもしれません。でもすぐの転職を考えるよりも、立ち止まってじっくり考えるタイミングなんじゃないかな。
矢吹:同感です。長期的なキャリアを考えると、3社目はとても重要ですよね。
20代で既に1度ご転職されていて、いずれも在籍期間が2年ほどと短いので、企業から「短期離職の懸念」を抱かれやすい状況だということは、念頭に置いてほしいです。
つまり「入社してくれたとしても、すぐに辞めてしまうかも」とか、「厳しい環境に陥った時に、諦めてしまう人なのかも」と捉えられてしまい、転職活動が不利になる可能性があるということです。
田中:Findyの転職データを見ても、20代で複数回の転職活動をする人は、長期化する傾向にあります。
ただし自身の習得したスキルや、課題解決のために取り組んできたことを言語化することができていれば、その限りではありません。これまでの経歴で蓄えた自分の武器や仕事にかける熱量があるかどうかが、採用選考で問われているんですよね。
矢吹:つまり質問者さんの場合は、今の仕事に集中するか、覚悟を決めて次を探すか、その2択になりそうですね。
転職するか否かの判断基準は、今の仕事を「やり切った」と言えるのか、次の転職で武器になる経験やスキルを十分に積めたのかを基準に考えてみてほしいなと思います。
田中:そうですね。今の会社に転職した理由が解消されて、その上で新しい悩みやさらなる向上心が出たのであれば、キャリアを前に進めるサインです。私はよく「0と5がつく年齢で、キャリアの見直しを」とお話していますが、自分自身から湧き出るサインは見逃さないでくださいね。
揺るぎない「あなただけの羅針盤」を見つけましょう
働き方が大きく変化している今、浮かんでは消えるキャリアの可能性をすべて捉えようとするよりも、自分自身の揺るぎない軸を持つことが、AI時代を生き抜く決定的な羅針盤になるのかもしれません。
Findyのユーザーサクセス面談では、エンジニアキャリアに精通したコンサルタントが対話を通してあなたの軸を探すお手伝いから始めます。まだ転職活動することを決めていなくても大丈夫です。気軽な気持ちでお申し込みください。

