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【#も読】Claude Code活用のための+α(@gorilla0513)

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株式会社テックリード / 代表取締役

ゴリラ

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「あの人も読んでる」略して「も読」。さまざまな寄稿者が最近気になった情報や話題をシェアする企画です。他のテックな人たちがどんな情報を追っているのか、ちょっと覗いてみませんか?


こんにちは。

最近Claude Codeに全ベットしているゴリラです。

Claude Codeを活用すべく、公式ドキュメントに書かれていること+αでいくつか読んだものがあるので、それらを共有していきたいと思います。

Claude Code を初めて使う人向けの実践ガイド

https://zenn.dev/hokuto_tech/articles/86d1edb33da61a

Claude Codeの基本的な使い方が書かれていますが、個人的にMCP(Model Context Protocol:LLMの外部ツール連携仕様)連携セクションで紹介されているcontext7(最新のライブラリドキュメントを取得するMCPツール)の存在を知りませんでした。

実際にclaude mcp add context7 -- npx -y @upstash/context7-mcpで追加して、以下のように試してみたところちゃんと動きました。

LLMが学習した情報が古い問題はMCPを活用すればいいんだなと思いました。

みなさんも良ければぜひ試してみてください。

> react19のtransitionについて教えて
  use context7

⏺ React 19のトランジション機能について、Context7を使って調べます。

⏺ context7:resolve-library-id (MCP)(libraryName: "react 19 transition")
  ⎿  Available Libraries (top matches):

     Each result includes:
     … +147 lines (ctrl+r to expand)

⏺ Reactの公式ドキュメントを探します。

⏺ context7:resolve-library-id (MCP)(libraryName: "react")
  ⎿  Available Libraries (top matches):

     Each result includes:
     … +312 lines (ctrl+r to expand)

⏺ React公式ドキュメントを使って調べます。

⏺ context7:get-library-docs (MCP)(context7CompatibleLibraryID: "/reactjs/react.dev", topic: "useTransition startTransition react 19", tokens: 15000)
  ⎿  TITLE: Using startTransition for State Updates in React
     DESCRIPTION: The `startTransition` function returned by `useTransition` lets you mark an update as a Transition. Wrap the state update logic inside the callback function passed to `startTransition`.
     SOURCE: https://github.com/reactjs/react.dev/blob/main/src/content/reference/react/useTransition.md#_snippet_1
     … +2220 lines (ctrl+r to expand)

Claude Code完全攻略Wiki(隠しコマンド編 - think,拡張機能,思考予算)

https://zenn.dev/fbbp/articles/7aa9a46518a609

thinkなどもっとLLMに深く考えさせる命令について解説した記事です。

自分は簡単な指示の場合はあまり使わないですが、設計やちょっと難しい実装を依頼するときはよく使っています。深く考えさせた方が良い回答を得られやすい体感があります。

Claude Codeで効率的に開発するための知見管理

https://zenn.dev/driller/articles/2a23ef94f1d603

Claude CodeにはCLAUDE.mdを生成して、コンテキストにその内容を含めるメモリ機能があります。 主に、プロジェクトのルール、設計方針や指示などを記述することが多いのですが、量が増えるとファイルを分けたくなります。

その際に参考になる構成が書かれた記事です。

まだここまできれいに整備していないのですが、CLAUDE.mdに指示を書いたからといって必ずしも従ってくれるわけではないという問題があり、それをどう解消すればよいのか悩ましいところです。

awesome-claude-code

https://github.com/hesreallyhim/awesome-claude-code

便利なClaude Codeカスタムスラッシュコマンドやツールなどがまとまっているリポジトリです。 例えば/commitコマンドでClaude Codeにコミットしてもらうための定義が紹介されています。

https://github.com/evmts/tevm-monorepo/blob/main/.claude/commands/commit.md

他にはccusageといったClaude Codeの使用状況を分析してくれるツールなどが紹介されています。

現在検証中ですが、いろいろと便利そうなものがあるので、適宜試していいものを取り込んでいこうと思っています。

human-in-the-loop

https://github.com/KOBA789/human-in-the-loop

LLMがDiscord経由で人間に質問できるようにするMCPです。

自サーバーでClaude Codeを稼働させつつ、出先のスマホでDiscordからClaudeから聞かれた質問や作業承認ができるようです。

今後試す予定ですが、電車移動中にClaude Codeに作業をやらせたいときに大変便利そうだと思いました。

claudecode.nvim

https://github.com/coder/claudecode.nvim

普段使っているClaude CodeのNeovimプラグインです。

tmuxで別ペインでClaude Codeを立ち上げて作業することもありますが、ビジュアルモードで範囲選択したコードをそのままClaude Codeに送って質問できる機能があるので、重宝しています。

面白いことに、このプラグインはClaude CodeのVS CodeとJetBrainsの拡張機能の仕組みを解析して作られたようです。

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