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【#も読】Rustの実践的な採用事例をながめる(@yusuktan)

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Deno Land Inc. / ソフトウェアエンジニア

maguro

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「あの人も読んでる」略して「も読」。さまざまな寄稿者が最近気になった情報や話題をシェアする企画です。他のテックな人たちがどんな情報を追っているのか、ちょっと覗いてみませんか?


みなさんこんにちは。

「あの人も読んでる」、第7回目の投稿です。maguro (X @yusuktan)がお届けします。

今回のテーマ: Rustの実践的な採用事例をながめる

近年Rustの普及が進んでいますが、ここ数週間でさらに興味深い採用事例がいくつか公開されたため、紹介していきます。大企業が主導するオープンソースプロジェクトから、クラウドインフラ、そして言語選択の背景に至るまで、Rustがどのように評価され、採用されているのかを見ていきましょう。

OpenAI Codex CLIのRust移行:ゼロ依存とネイティブセキュリティ

最初に紹介するのは、OpenAI CodexのCLIツールがTypeScriptからRustへ移行しているという話です。

なぜRustへ移行するのか

例えば、競合ツールであるClaude CodeはJavaScript(TypeScript)で書かれています。TypeScriptおよびnpmのエコシステムは強力で、さらに今のAI時代においては「AIが書くのが得意な言語」の筆頭であるとよく言われています。どうしてわざわざRustに移行するという決断をしたのでしょうか?

Codex CLIチームによると、以下のポイントが挙げられています。

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