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【コーディングテスト編②】コーディングテストの流れと評価基準

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ファインディ株式会社

Findy ユーザーサクセスチーム

「何から始めよう」「どこまでやればいいんだろう」——「エンジニア転職ガイド」は、転職準備から書類作成、面接、オファー、退職・入社までを、エンジニアキャリアのプロの視点で解説するシリーズです。順番に読むことも、気になる記事から読むこともできる内容になっていますので、ぜひご活用ください。

本記事は、エンジニア転職ガイド『コーディングテスト編』(全3回)の第2回として、コーディングテストの大まかな流れと評価基準を解説します。コーディングテストの概要や形式、具体的な対策方法は、以下の記事をご覧ください。

【コーディングテスト編①】コーディングテストの概要と形式

【コーディングテスト編③】コーディングテストの対策と準備

📌 本記事でわかること

・コーディングテストは提出して終わりではなく、後続の面接で内容を深掘りされることもある。「なぜその実装にしたか」を振り返り、説明できる状態にしておくことが重要

・評価基準は技術力だけでなく、期限遵守・問題理解・可読性・修正対応力といった実務的な観点も含まれる

 

コーディングテストの大まかな流れ

コーディングテストの大まかな流れを事前に把握しておくと、当日は落ち着いてテストに臨めます。ここでは、コーディングテストの一般的な流れを見ていきましょう。

コーディングテストの流れ

STEP1問題提示:制約条件や入出力形式、制限時間などを確認
STEP2コーディング:制限時間内にコードを作成・実装
STEP3提出:完成したコードを提出し、完了報告
STEP4評価:自動採点や面接官による評価が行われる
STEP5解説・ディスカッション:コードの意図やアプローチを説明

 

問題提示

面接官から、制約条件や入出力形式、制限時間などが伝えられます。出題後は、応募者からソースコードや問題の内容を確認する機会が与えられ、認識をすり合わせます。ここは面接官が応募者の分析スキルを確認する段階でもあります。応募者は、出題された問題の処理内容や要点を整理して説明する力が求められます。

 

コーディング

制限時間内にコードを作成し、実装する段階です。応募者にとっては、与えられた時間で効率的に処理するスキルが問われます。一方、面接官は応募者の思考プロセスや問題解決までのスピードなどを確認します。

 

作成したコードを提出

完成したコードを提出し、完了報告を行います。オンラインの場合は自動判定システムへ提出、オフラインの場合は実装理由や設計の意図などを説明する時間が設けられることもあります。

 

評価

提出後、自動採点や面接官による評価が行われます。内容に修正の余地がある場合は、面接官から適宜アドバイスが得られることもあります。

 

解説・ディスカッション

コーディングした内容を説明し、面接官からフィードバックが与えられる時間です。コーディングの意図やアプローチなどの説明に加え、質疑応答が行われます。

企業によっては、フィードバックを受けたあとに次の選考までの間でキャッチアップを行っているか、改善のためにどのような対応をとったのかといった点を確認するために、その場で説明するだけでなく、後続の面接でコーディングテストの内容を深掘りされるケースもあります。

そのため、「なぜその実装にしたのか」「ほかの選択肢はあったのか」「今振り返ると改善できる点は何か」といった観点で説明できるよう、しっかりと振り返り、準備しておくことが大切です。

💡 キャリアのプロからのワンポイントアドバイス

コーディングテストで提出した課題は、その場で完結しないケースもあります。テストの内容が次の選考で取り上げられることも多いため、“技術の話はコーディングテストで完結した”と決めつけず、テスト内容で気になった部分は振り返り、次の面接に備えておきましょう。

実際の選考では、必ずしも完璧なアウトプットが求められているわけではなく、「どのような考え方で実装したのか」「どこで悩んだのか」「振り返った時にどのように改善できるのか」といったプロセスが評価されるケースが多いです。結果だけでなく、最後までやり切る姿勢や、取り組んだ内容を振り返って説明できることをアピールしていきましょう。

 

コーディングテストの評価基準

コーディングテストは、完成度の高いコードを作成すれば合格というわけではなく、応募者の能力が一定の基準に達しているかを確かめる物差しでもあります。ここでは、一般的なコーディングテストの評価基準を解説します。

コーディングテストのよくある評価基準

要件は満たされているか
期限内に提出しているか
問題・課題の要点を理解しているか
チーム開発を意識した、わかりやすいコードか
指摘や修正点に、柔軟に対応できるか

 

要件が満たされているか

課された要件を満たした成果物が提出されているかは、最も重要なポイントです。問題から課題を把握し、要件を網羅的に満たすことが求められます。実装する機能に抜け漏れがないかの精査も必要です。必要な機能を実装する一方で、不要と判断できる部分は削るなど、質にも意識を向けましょう。

 

決められた期限内に提出しているか

プログラムやコードの正確性・品質だけでなく、提出期限を守ることもテストでは重要なポイントです。仕事には納期がつきものであるため、内容の確認からコーディング、提出までの時間軸を把握しておく必要があります。完成度を意識しつつ、優先順位をつけた効率的な作業や自己管理の能力も、プロ意識を示すポイントとなります。

 

問題・課題を理解しているか

適切な成果物をつくるには、問題や課題の要点を理解することが欠かせません。問題を理解するには、まず要件や制約を把握し、期待される処理を考えます。曖昧な部分があれば早めに条件を確認しましょう。次に問題に優先順位をつけて計画を立て、必要なタスクをリストアップしていきます。

問題・課題への理解力は、コーディングスキル以上にプログラム開発で影響を与える要素です。コーディングテストの中でも、特に重視される評価基準であることを意識しましょう。

 

わかりやすいコードか

コードのわかりやすさは、チームで仕事を進めるうえで求められるスキルです。企業では個人ではなくチームで開発を進めるため、プログラムに関する知識や経験が異なるメンバー同士でも、共通で認識できるコードをつくることが大切です。バグが少なく、可読性の高い、構造化されたコードを意識しましょう。コーディングテストでも、自分以外の人が読むことを前提にコードを書くのがポイントです。

企業によっては、コーディング規約が守られているかや、コメントの粒度・書き方といった点を確認するケースもあります。チーム開発を前提としている企業では、コードスタイルやコメントの書き方も評価対象になることがあります。

 

修正点が出た場合に柔軟に対応できるか

実務では、要件の変更や仕様の追加、想定外の事態への対応が発生します。そのため、迅速かつ正確な修正や、柔軟な対応もエンジニアに求められるスキルのひとつです。

コーディングテストでも、修正が依頼された際は、その意図を理解することが必要です。修正の内容がわからない場合は、質問や確認など適切な対応を取りましょう。修正後は必ずテストを実施することで、対応の正確さと柔軟さが評価されます。

💡 キャリアのプロからのワンポイントアドバイス

経験と知識があっても、テスト当日は想定外の状況が起こることも珍しくありません。緊張で普段解ける問題がわからなくなったり、基礎知識がすぐに引き出せなかったりする場合もあります。また、提出期限の直前になって自宅環境で動作しないと判明するケースや、AIが生成したコードをそのまま提出してしまうケースも見られます。

実力を発揮するためには、当日過度に緊張しない状態で臨めるよう準備しておくことが大切です。落ち着いて平常心で挑みましょう。

 

コーディングテスト対策で不安があれば、キャリアのプロに相談するという選択肢も!

コーディングテストの流れや評価基準を把握したうえで、「この企業はどの観点を特に重視しているのか」「当日どのように立ち振る舞えばいいか」「わかりやすい受け答えのコツはあるか」といった部分は、企業ごとに異なります。

技術的な対策は自身で進める必要がありますが、企業への確認の仕方や思考プロセスの伝え方、当日の受け答えについては、エンジニアに特化したキャリア・転職支援サービス「Findy」への相談もおすすめです。

Findyには、専門的な技術・知識を持ち、企業の情報にも精通したユーザーサクセスメンバーがいるので、求人紹介や選考対策はもちろん、「まずはキャリアを整理したい」「壁打ち相手がほしい」といった場面でも、希望に応じて活用できるのが特徴です。

気になった方は、無料で利用できる「ユーザーサクセス面談」でお気軽にご相談ください。

 

まとめ

コーディングテストは、問題提示 → コーディング → 提出 → 評価 → ディスカッションという流れで進みます。提出して終わりではなく、後続の面接で内容を深掘りされることもあるため、「なぜその実装にしたか」「改善できる点はどこか」を振り返っておくことが大切です。評価基準には技術力だけでなく、期限遵守や問題理解力、可読性の高いコードといった実務的な観点も含まれることを意識して臨みましょう。

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監修者

中村 弘平

Kohei Nakamura|ユーザーサクセス マネージャー

これまでにキャリアアドバイザー、組み込みエンジニア、ITコンサル企業の共同創業者・人事統括と、複数のフィールドを経験。共同創業した金融特化のITコンサル企業では、経営に携わりながらエンジニアの中途採用に従事した後、2023年10月にファインディ株式会社へJoin。エンジニア・人事・キャリアアドバイザー、そして経営・採用と多角的な視点を生かして、これまでに累計2,000名以上のエンジニアと面談をしてきた。現在はユーザーサクセスチームのマネージャーとして、エンジニア一人ひとりのキャリア支援に取り組んでいる。

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