「何から始めよう」「どこまでやればいいんだろう」——「エンジニア転職ガイド」は、転職準備から書類作成、面接、オファー、退職・入社までを、エンジニアキャリアのプロの視点で解説するシリーズです。順番に読むことも、気になる記事から読むこともできる内容になっていますので、ぜひご活用ください。
本記事は、エンジニア転職ガイド『面接編』(全6回)の第3回として、面接でよく聞かれる質問のカテゴリと代表例を紹介します。(回答の具体的なつくり方・伝え方は、本文内のリンクから個別記事をご覧いただけます。)
📌 本記事でわかること
・エンジニアの面接では共通・技術・キャリア・入社条件・未経験の5カテゴリから質問される
・回答を構造化するフレームワーク(STAR/PREP)を活用すると、伝わりやすさが格段に上がる
面接の頻出質問を知り、回答を準備する
面接では、質問への回答を通じてスキルや人柄、企業との相性が評価されます。よく聞かれる質問のパターンと、その裏にある面接官の意図を理解しておくことが大切です。そうすることで、事前に集めた企業情報や技術スタックの知識を、的確に回答へ反映できるようになります。
ここでは、エンジニアの面接で頻出する5つのカテゴリと質問例を紹介します。
頻出の質問カテゴリ
1 全職種共通の基本的な質問
2 技術に関する質問
3 キャリアに関する質問
4 入社条件に関する質問
5 未経験の場合の質問
全職種共通の基本的な質問例
職種を問わず広く聞かれる基本的な質問です。転職への本気度や仕事への姿勢を見極める意図があります。
- 転職理由を教えてください
- なぜ当社を志望したのか教えてください
技術に関する質問例
エンジニアの転職ではスキルと技術を重視する企業が多く、得意な技術領域や知識力、本質への理解度を測るための質問をされることが多いです。また、業務への取り組み方や姿勢など、応募先企業への貢献度を見極めるための質問も予想されます。
- 技術選定をする際に何を重視しますか?
- 判断に迷ったときは、どのように対処してきましたか?
- なぜその機能を開発しようと思ったのですか?
- なぜその言語・技術を選んだのですか?
また、昨今ではAIの発達により、開発の背景や技術選定の理由など“Why”を深掘りする質問が以前より増えています。単に「使った技術」を伝えるだけでなく、選定の判断軸や実装の意図まで自分の言葉で語れるように整理しておくと安心です。
キャリアに関する質問例
応募者のキャリアプランと企業の目指す方向が合っているか確認するため、キャリアに関する質問をされます。また、成長意欲や最新技術への関心度をチェックする意図もあるでしょう。
- 今後、どのようなエンジニアになりたいと考えていますか?
- 今興味を持っている技術や勉強していることはありますか?
入社条件に関する質問例
面接では、入社条件を聞かれることがあります。希望年収や勤務条件に関する質問は、企業が自社とのマッチ度を知る意図もあるでしょう。
- 希望する年収額はありますか?
- 入社可能な時期を教えてください
未経験の場合の質問例
異業種転職や未経験者に対する質問は、主に成長意欲や学習意欲の確認が目的です。
- エンジニアになるために、今現在勉強していることはありますか?
- なぜこの業界・この会社で働きたいと思ったのですか?
回答を伝わりやすく構造化するフレームワーク
面接での回答をわかりやすく伝えるには、話の構成を整えることが重要です。代表的なフレームワークとして、次の2つがあります。
- STARメソッド(Situation→Task→Action→Result):過去のプロジェクト経験を整理して伝える
- PREP法(Point→Reason→Example→Point):結論から順に伝える
STAR/PREPの実践的な使い方や、面接当日の流れについては、以下の記事で詳しく解説しています。
→ 【面接編⑥】面接の流れとマナー 対面・オンライン別に解説
面接対策で不安があれば、キャリアのプロに相談するという選択肢も!
面接でよく聞かれる質問への回答準備について解説してきましたが、実際の想定問答の磨き方や伝え方は、個人のキャリアや応募先企業ごとに変わってきます。
そういった個別のケースについて相談したいという方におすすめなのが、エンジニアに特化したキャリア・転職支援サービス「Findy」です。
Findyには、専門的な技術・知識を持ち、企業の情報にも精通したユーザーサクセスメンバーがいるので、求人紹介や選考対策はもちろん、「まずはキャリアを整理したい」「壁打ち相手が欲しい」といった場面でも、希望に応じて活用できるのが特徴です。
気になった方は、無料で利用できる「ユーザーサクセス面談」でお気軽にご相談ください。
まとめ
エンジニアの面接では、技術・キャリア・入社条件・未経験など幅広いカテゴリの質問が想定されます。事前に集めた企業情報を生かして各質問への回答を言語化し、STARメソッドやPREP法で伝え方まで整理しておきましょう。本番での受け答えに一貫性と説得力が生まれます。
監修者
中村 弘平
Kohei Nakamura|ユーザーサクセス マネージャー
これまでにキャリアアドバイザー、組み込みエンジニア、ITコンサル企業の共同創業者・人事統括と、複数のフィールドを経験。共同創業した金融特化のITコンサル企業では、経営に携わりながらエンジニアの中途採用に従事した後、2023年10月にファインディ株式会社へJoin。エンジニア・人事・キャリアアドバイザー、そして経営・採用と多角的な視点を生かして、これまでに累計2,000名以上のエンジニアと面談をしてきた。現在はユーザーサクセスチームのマネージャーとして、エンジニア一人ひとりのキャリア支援に取り組んでいる。

