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【面接編④】面接対策の具体的な進め方

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ファインディ株式会社

Findy ユーザーサクセスチーム

「何から始めよう」「どこまでやればいいんだろう」——「エンジニア転職ガイド」は、転職準備から書類作成、面接、オファー、退職・入社までを、エンジニアキャリアのプロの視点で解説するシリーズです。順番に読むことも、気になる記事から読むこともできる内容になっていますので、ぜひご活用ください。

本記事は、エンジニア転職ガイド『面接編』(全6回)の第4回として、面接前にやっておきたい準備を解説します。よくある質問への回答例や当日の流れ・マナーは、以下の個別記事で紹介しています。

【面接編⑤】面接でよくある質問と回答のポイント

【面接編⑥】面接の流れとマナー 対面・オンライン別に解説

📌 本記事でわかること

・面接準備は自己分析・職務経歴書の深掘り・企業研究が柱。「企業の課題に対して自分がどう貢献できるか」の視点で整理することで説得力が上がる

・技術面接・コーディングテストなどはエンジニア特有の準備項目。通常の面接対策と並行して進めておくことが重要

 

面接前にやっておきたい5つの準備

面接では、限られた時間でいかに自分のことを伝えるかがカギとなります。特にエンジニアの場合は、自分のスキルや経歴を客観的にわかりやすく伝えることが求められます。面接を受ける前の準備として、意識したい5つのポイントを見ていきましょう。

おすすめの面接対策5つ

STEP 1スキルと経験を整理する
STEP 2キャリアと志望動機を言語化する
STEP 3自己紹介と経歴説明を準備する
STEP 4企業研究で自分との接点を見つける
STEP 5技術面接・コーディングテストに備える

 

スキルと経験を整理する

まず取り組みたいのは、スキルと経験の整理です。「そのスキルで何をどう成果につなげたか」まで整理しておくことが、面接対策の基本になります。

 

技術スキルの棚卸し方法

まずは、これまでに扱ってきた技術を分野ごとに整理します。

  • プログラミング言語・フレームワーク
  • インフラ・クラウド・CI/CD
  • 得意な領域(バックエンド/フロントエンド/インフラなど)
  • 直近で学んでいる技術・取り組んでいること

整理する際は、“業務で使ったことがあるレベル”“個人開発で触った程度”など習熟度もあわせて整理しておくと、面接で正直かつ的確に伝えられます。

また、単に「使える技術の一覧」で終わらせず、「その技術を使って何を実現したのか」「どのような成果につながったのか」まで深掘りしておくことが重要です。例えば“改善した処理速度”“開発期間の短縮率”“担当した機能数”など数値で表せる情報があると、説得力が増します

 

プロジェクト経験の整理方法

次に、これまでのキャリアを時系列で振り返り、関わってきたプロジェクトや業務内容を整理します。以下の観点で書き出してみましょう。

  • 開発段階(新規開発か既存システムの改修か)
  • チームの規模とポジション(メンバー/リーダー/サブリーダーなど)
  • 具体的に担っていた役割の内容
  • 数値で示せる成果
  • 成果につながった行動と、その要因

エンジニアの場合、同じ“リーダー”という肩書きでも、技術選定まで担っているケース、進捗管理が中心のケース、設計レビューやコードレビューを担うケースなど、実際に行っている業務は企業ごとに大きく異なります。実際に担っていた役割の内容についても整理しておきましょう。

また、「なぜ成果が出せたのか」「別の環境でも同じような価値を発揮できるか(再現性)」まで言語化できると、面接での説得力が大きく変わります。

 

職務経歴書のエピソードを深掘りする

職務経歴書は面接での質問の材料になります。記入したエピソードについて、自分がどういった役割を果たし、どのような成果があったのかを具体的に説明できるように深掘りしておきましょう。プロジェクトの体制、具体的な数値実績などを交えて説明できれば、より説得力を持たせることができます。

職務経歴書には書ききれなかった判断の背景や工夫した点まで話せるようにしておくと、経験の深さが伝わりやすくなります。

 

キャリアと志望動機を言語化する

続いて重要なのは、キャリアと志望動機の言語化です。これまでどのような意思決定でキャリアを積み重ねてきたのかを伝えられるよう、「自分はどんなエンジニアか」を言語化し、志望動機に接続することが対策の核となります。

 

自己分析の具体的な進め方

自己分析では、以下の問いを自分に投げかけてみましょう。

  • なぜエンジニアになったのか/続けているのか
  • どんな開発・仕事にやりがいを感じるか
  • 今後のキャリアで実現したいことは何か
  • 自分の強み・弱みは何か(技術面・性格面の両方)

「なぜそう思うのか」まで深掘りしておくことが大切です。表面的な回答だと、面接官に深掘りされた時に答えに詰まる原因になります。

ただし、テーマを決めずに整理すると内容が広がりすぎてしまいます。「この企業ではどのような課題がありそうか」「その課題に対して自分がどう貢献できるか」といった観点を持って整理すると、自己PRも企業にあわせて具体化しやすくなります。

 

キャリアビジョンの描き方

キャリアビジョンは、具体的な姿が浮かびにくいものです。イメージを膨らませるには、企業が公開している事業戦略などの情報から、「この企業で3〜5年後に自分がどうなっていたいか」を考えてみましょう。開発組織の様子やプロダクトの状況、採用サイトでの発信などを手がかりにすると、具体性が増します。

 

志望動機の組み立て方

志望動機は以下の流れで整理すると、説得力が生まれます。

  1. 挑戦したいこと(自分のキャリアの方向性)
  2. 現職では難しい理由(なぜ転職なのか)
  3. その企業で実現できる理由(なぜこの企業なのか)
  4. 入社後に具体的に取り組みたいこと

単に「新しい技術に挑戦したい」で終わらず、その関心がプロダクトや事業への価値発揮とどうつながるのかまで説明できると、企業側も入社後の役割をイメージしやすくなります。

 

自己紹介と経歴説明を準備する

そのうえで、自己紹介と経歴説明も準備しておきましょう。面接では思考や問題解決のプロセスを言語化する場面が多いため、短時間でスムーズに伝えられる型を用意しておくのが効果的です。

 

自己紹介の組み立て方

自己紹介は、どの企業の面接でも求められます。以下の構成要素を、順序立ててスムーズに説明できるようにまとめておきましょう。

  • 会社名とエンジニアの職種
  • 担当しているサービス
  • エンジニア経歴や職種の変遷
  • これまでのキャリアの概要

自己紹介は面接官からの質問につながることがあります。書類では伝わりにくい背景や補足情報に触れると、面接官が質問しやすくなります。質問のきっかけをつくる役割でもあることを意識しておきましょう。

 

経歴説明の強弱のつけ方

経歴が長い人は、すべてのプロジェクトを同じ熱量で話すのではなく、応募先企業に関連する経験に絞って話すのがポイントです。古いプロジェクトは一部省略するなど、強弱をつけた説明を心がけましょう。

また、現在の話ばかりでは人物像が見えづらくなります。失敗を乗り越えたエピソードを取り入れ、成長が伝わるようにまとめておきましょう。直近5年以内のエピソードがおすすめです。

 

企業研究で自分との接点を見つける

そこから、企業研究で自分との接点を探ります。応募者の仕事の進め方や価値観と自社との相性を見られることも多いため、企業研究を通じて“自分×企業”の接点を見つけることがポイントです。

 

企業研究の具体的な進め方

以下の4つの観点で調べておきましょう。

  • 事業内容・サービス:企業のホームページやプレスリリース、IR資料(上場企業の場合)を確認し、主力サービスの概要・市場での立ち位置・直近の事業方針を把握しておきましょう。可能であれば、実際にサービスを使ってみることをおすすめします。
  • 技術スタックと開発環境:企業のテックブログや、Findyなどのエンジニア向けプラットフォームのOSS活動・技術スコア情報、connpassなどの勉強会登壇資料が参考になります。自分のスキルセットと照らしあわせて、マッチする点・キャッチアップが必要な点まで整理しておくとよいでしょう。
  • 開発体制・チーム構成:チームの人数規模、エンジニアとデザイナー・PMの連携方法、スクラムやアジャイルなどの開発プロセスについて、採用ページや社員インタビューから把握しておきましょう。
  • 社内制度・カルチャー:リモートワーク可否・フレックス制度・技術研修・副業可否・評価制度なども確認します。採用ページに加え、社員の口コミサービスやSNSでの発信も参照すると、より実態に近い情報が得られます。

 

“自分×企業”の接続方法

企業研究の結果と自己分析の結果を掛けあわせて、「なぜこの企業で自分が活躍できるのか」を言語化します。

例えば「自分はバックエンドが得意でGoの経験もある(スキル・経験)」×「この企業はGoでマイクロサービスを推進中(企業情報)」→「自分の経験を生かしつつ新しい技術にも挑戦できる環境(志望動機)」という形で接続できます。

情報収集の段階でわからなかったことは、逆質問として面接で確認しましょう。

 

技術面接・コーディングテストに備える

エンジニアの面接では、通常の質問に加えて技術面接やコーディングテストが課されることがあります。問題の内容の把握や事前学習などにも取り組み、技術面接にも対応できるように準備しておきましょう。

コーディングテストの詳しい対策については、以下の記事で詳しく解説しています。

【コーディングテスト編③】コーディングテストの対策と準備

💡 キャリアのプロからのワンポイントアドバイス

面接は自分自身のことを語ると同時に、応募する企業への理解を深める場でもあります。カジュアル面談や面接を通じて具体的にどういったことを確認したいかについても事前に整理しておきましょう。例えば、「どのような事業課題があるのか」「エンジニア組織の体制」「どのような技術スタックを採用しているのか」「入社後にどのような役割が期待されているのか」といったポイントを確認できると、その企業への理解が深まっていきます。

 

面接準備で不安があれば、キャリアのプロに相談するという選択肢も!

準備する内容はわかっても、「自分のケースで何を優先すればよいか」「企業にあわせてどう伝えればわかりやすいか」は、個人のキャリアや応募先によって変わってきます。そういった時におすすめなのが、エンジニアに特化したキャリア・転職支援サービス「Findy」です。

Findyには、専門的な技術・知識を持ち、企業の情報にも精通したユーザーサクセスメンバーがいるので、求人紹介や選考対策はもちろん、「まずはキャリアを整理したい」「壁打ち相手がほしい」といった場面でも、希望に応じて活用できるのが特徴です。

気になった方は、無料で利用できる「ユーザーサクセス面談」でお気軽にご相談ください。

 

まとめ

面接では、限られた時間で自分のことを正確に伝えることが求められます。自己分析・職務経歴書の深掘り・企業研究を事前に行い、「企業の課題に対して自分がどう貢献できるか」を言語化しておくことが準備の核心です。技術面接やコーディングテストなどはエンジニア特有の準備項目として、通常の面接対策と並行して進めておきましょう。

「エンジニア転職ガイド」の記事一覧はこちら

監修者

中村 弘平

Kohei Nakamura|ユーザーサクセス マネージャー

これまでにキャリアアドバイザー、組み込みエンジニア、ITコンサル企業の共同創業者・人事統括と、複数のフィールドを経験。共同創業した金融特化のITコンサル企業では、経営に携わりながらエンジニアの中途採用に従事した後、2023年10月にファインディ株式会社へJoin。エンジニア・人事・キャリアアドバイザー、そして経営・採用と多角的な視点を生かして、これまでに累計2,000名以上のエンジニアと面談をしてきた。現在はユーザーサクセスチームのマネージャーとして、エンジニア一人ひとりのキャリア支援に取り組んでいる。

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