ソフトウェア開発において、品質を保ち、迅速かつ安全にリリースするためのCI/CDツール。その中でもGitHub Actionsは、GitHubを活用しているプロジェクトであればすぐに利用することができ、現在多くのエンジニアの方々が活用しています。一方で「実際に使ってみてはいるが、自分たちの開発現場に合わせて最適化した、実践的な使い方が分からない」といった声も。
本イベントでは、ご登壇者のお二人から、GitHub Actionsを使いこなし、独自にカスタマイズをして活用していくためのプラクティスといった、技術的な知見をお話しいただきました。
GitHub Actions ステップアップTips 〜高速化・セキュリティ・設計〜(谷 昌典さん)
部署やプロダクトを横断して、開発基盤の整備・生産性向上技術のキャッチアップなどに取り組んでいるサイボウズ株式会社 生産性向上チームの谷さんによる発表。
「GitHub Actionsだけで解決できる問題は少ないが、多くの開発者の悩みを解決してくれる機能を提供している」という観点のもと、高速化・セキュリティ・設計の3分野をテーマに、実践的なTipsを紹介していただきました。
キーワード
- Tips紹介
- サードパーティーツール
- 高速化
- セキュリティ
- 設計
ファインディでのGitHub Actions活用事例(新福 宜侑さん)
どのようにCI/CDにGitHub Actionsを活用しているのか、ファインディ株式会社における事例紹介。担当者アサイン、ラベル、リリースの自動化、リポジトリ間の連携、自作Actions……など、多岐にわたるテーマで具体例を交えてお話しいただきました。
特に「開発者はコーディングと同じくらい、CI待ちに時間を割いている」という背景から、CI高速化の重要性を強調。キャッシュの活用・ジョブの並列化の手法などについても解説しています。
キーワード
- 事例紹介
- CI/CD
- 自動化
- 高速化