クラウド環境の複雑化に伴い、効率的なモニタリングの重要性が高まる中、「Datadog」がますます注目を集めています。Datadogはインフラ監視、アプリケーションパフォーマンスモニタリング(APM)、ログ管理、ユーザーエクスペリエンス監視など幅広い機能を提供していますが、どうすればその豊富な機能を最大限活用できるのでしょうか。
本イベントではDatadogを先進的に導入している2社の事例発表に加え、Datadog Japan 合同会社の萩野たいじさんに「Datadogの便利な使い方」の紹介も。Datadogの効率的な運用・コスト最適化のヒントが得られるイベントになりました。
「Datadogと末永くお付き合いするためのコスト最適化TIPS」(tatsuo48さん)
オブザービリティの重要度は高いがコストも高い。それでは継続的な取り組みが難しくなる可能性がある――― そんな課題認識からオブザービリティの「価値を高める」「ムダを撲滅する」という二軸の取り組みを行ってきたという、tatsuo48さん。
Datadogと「末永くお付き合い」するためにどんなことをしてきたのか。株式会社マネーフォワードにおける具体的な事例を発表していただきました。
キーワード
- Datadog活用事例紹介
- 社内コミュニティ
- ベストプラクティス
- ホスト・ログ量の削減、カスタムメトリクスの監視などの手法
「Datadogマニアック機能活用術」(Iwaminさん)
Datadogの多機能性を活かし、効率的に課題解決を行う株式会社サイバーエージェントの事例紹介。どの機能をどのように活用しているのか、一つ一つ詳しく説明していただきました。
ちなみに「マニアック機能活用術」というタイトルではありますが、Iwaminさんは「解決したい課題を明確にし、それに対して適切な機能を使うことが重要」と強調しています。
キーワード
- Tag Base Downtime
- SAML Group Mappings / Log RBAC
- DataAccess
- Notebook
- Reference Tables
- MobileApplication Test
- Error Tracking
「Datadogの便利な使い方 - 意外と知らない?CoScreenとCloudcraft」(萩野 たいじさん)
Datadogは運用監視に使われるイメージが強い一方、それだけにはとどまらない便利な機能もあります。今回の発表では「CoScreen」「Cloudcraft」の2つに絞ってどんな機能なのか、これらを使うと何がうれしいのかを実演を交えつつレクチャーしていただきました。
キーワード
- リアルタイムコラボレーション
- ターミナル共有
- アーキテクチャ視覚化
- ライブスキャン