エンジニアがマーケティングを学ぶ時代!? Engineer Next Lab#1を開催レポート

2018.12.3

2018年11月26日(月)、Repro株式会社セミナールームにて、Findy主催「エンジニアがマーケティングを学ぶ時代〜Engineer Next Lab#1〜」を開催しました。

エンジニアの転職サービスFindyをリリース後、様々なエンジニアの方にお会いする中で、技術・スキル面での成長だけでなく、将来的に「プロダクト開発」や「事業」に深く関わることで自身を成長させたいという方に多く出会いました。今後は、イノベーションの中心が「ハードウェア」から「ソフトウェア」、そして「アルゴリズム」へと移っていく中で、ソフトウェアエンジニアが事業に関わっていく、事業を作っていくことが求められ始めています。

そのような流れを受け、Findyはエンジニアがサービス開発にとどまらずに新しい可能性を広げる機会として「Engineer Next Lab」を立上げました。

今回は第一弾として、自己ブランディングやサービスを成長させるために避けることのできない「マーケティング」を主題とし、エンジニアからマーケティングに携わることになった方を3名を招いたパネルディスカッションと協賛頂いた4社の自社事例を交えたLTをしていただきました。

パネルディスカッション「エンジニア×マーケティング」

スピーカーのご紹介

パネルディスカッションでは、下記3名の方とモデレーターとしてFindy山田にエンジニア×マーケティングについて話していただきました。

三木 明(Repro株式会社 VP of Engineering)


音楽系、メディア系スタートアップの立ち上げや国内EC、越境EC企業でのエンジニアマネージャーを経て、モバイルアプリ・ウェブ向けのマーケティングオートメーションサービスを提供するReproを共同創業。現在はReproのVP of Engineeringとして、グローバル進出を見据えたイケてる組織づくりに従事。

白井 一輝(トレジャーデータ株式会社 ソリューションアーキテクト)


新潟県佐渡ヶ島出身。Webアプリ開発エンジニアを経て、米国ラスベガスで起業し、サーバー小売事業やウェブサービス開発を主とする法人を立ち上げる。その後ロサンゼルスのITソリューション会社へ入社し開発者として従事。その後ビジネスやマーケティングをよりグローバルな環境で体系的に学ぶためスペインのIEビジネススクールにてMBA取得。交換留学先のシンガポール国立大学在籍時には東南アジアのデジタルマーケティング事情の調査等に関わる。2017年トレジャーデータにソリューションアーキテクトとして入社。最近よくSQLやJS以外にもPythonやShellを書く機会があり思い出しながら奮闘中。

遠藤 結万(sparcc株式会社 代表取締役)


早稲田大学卒業後、グーグル株式会社(現 グーグル合同会社)に入社し、広告営業本部に所属。 東京オフィスにて、中小企業向け広告コンサルティングとアジア太平洋地域の分析を担当する。 在籍時にはAPAC Innovation Gold Awardを受賞。 退社後にマーケティングを事業領域とするsparcc株式会社を設立し、広告運用の自動化ツールの開発のほか、 東証一部上場企業のインハウス化から海外企業の日本進出、ベンチャー企業の戦略設計まで、 様々なクライアントに対してソリューションを提供する。
著書「世界基準で学べる-エッセンシャル・デジタルマーケティング

山田 裕一朗(ファインディ株式会社 CEO) @yuichiro826


同志社大学経済学部卒業後、三菱重工業、ボストン コンサルティング グループを経て2010年、創業期のレアジョブ入社。レアジョブでは執行役員として人事、マーケティング、ブラジル事業、三井物産との資本業務提携等を担当。その後、ファインディ株式会社を創業。また、現在もHRBP(ヒューマンリソースビジネスパートナー)としてレアジョブに関わっている。

エンジニアであっても事業の成長のためにマーケティングの知識は必須

登壇者の簡単な自己紹介後、まずは「なぜ、エンジニアがマーケティングを学んだのか?」という質問でどういった経緯でマーケティングを学ぶに至ったのかを話していただきました。

経営経験者が多かったのもあり、サービスが成長しなかった・会社がうまくいかなかった等のビジネスの失敗からマーケティングを学ぶ必要性に駆られて学んだという意見が多かったです。サービスや会社自体を成長させたいと思うのであれば、エンジニアであってもマーケティング学ぶのは必須という意見については、登壇者全員が同意していました。

※ 登壇者の発言の一部を紹介いたします
・Repro三木氏
「会社を経営していて、マーケティングを学ばないと会社が倒産してしまうと感じた」
「VPoEとして、仕事をする上でもマーケティングの視点は必要」
「サービス志向のエンジニアであれば、マーケティングを学ぶのは必須だと思う」
・トレジャーデータ白井氏
「ラスベガスで起業したときにうまくいかず、ビジネスサイドの知識、マーケティングの知識が必要だと思い、学ぶきっかけとなった」

エンジニアがマーケティングを学ぶと市場価値があがる

つぎに「マーケティングを学ぶのはエンジニアにとってどうプラスになるのか」を話していただきました。

マーケティングを学ぶことでエンジニアとしての市場価値を上げることができるという話や、実際にエンジニアからマーケターに転職した際にもエンジニアのバックグラウンドがあったことで高く評価されたという話があがりました。また、どうやってマーケティングを学ぶかという話では、実際にお金を使ってデータを見て見ることが大事という意見が出ていました。

※ 登壇者の発言の一部を紹介いたします
【マーケティングを学ぶメリット】
・Repro三木氏
「エンジニアのキャリアを考えた上で技術力で市場価値をあげるのも良いが、そこで勝てない人が社内・社外にいたときにマーケティングを学ぶことで勝負になる」
・トレジャーデータ白井氏
「転職活動時、エンジニア経験者でマーケティングもできると記載しておくと、企業からの注目度も高く、オファー内容も良いものが来やすかった」

【マーケティングの学び方】
・sparcc遠藤氏
「SNSやブログ等で自分で勉強するのも良いが、エンジニアでマーケティングを学ぶなら、関われる領域が大きいスタートアップに行くかReproさん・トレジャーデータさんのようなマーケティング専門の会社に行って、データに触れられる方が良い」
・Findy山田
「実際に自分のお金を使って広告出向して、データを見てみるのが勉強になる」

これから学ぶべきマーケティングのトレンドは?

最後に「これから学ぶべきマーケティングのトレンド」についてです。

TikTok等を含めた動画広告はまだ成長の余地があるという意見や注目を浴びているセンシングデータもマーケティングを変えていくのではという意見がありました。またどの業界にIT技術が入り込んでいくかもトレンドに影響するのではという意見も議論され、参加者から「エンジニア界隈でポッドキャストが流行しているが、トレンドになるのか」という質問に対し、「日本ではラジオの広告がメインになっているが、隙間時間を活用するという意味では可能性はある」という議論も盛り上がっていました。

※ 登壇者の発言の一部を紹介いたします
・sparcc遠藤氏
「引き続きデジタル広告は伸びていくし、特に動画向け広告は伸びていくと思うので学ぶ価値はある」
・トレジャーデータ白井氏
「オフラインデータに注目が集まっており、企業からのニーズもある」
・Repro三木氏
「センシングデータに注目しており、それを活かしたマーケティングが主流になっていきそう」
・Findy山田
「トレンドを読む上で、業界理解がキーになるのではないか。業界トレンドを追うことも重要」

協賛4社のライトニングトーク

本イベントに協賛頂いた4社にライトニングトークをしていただきました。

「エンジニア + マーケティング = ?」カラクリ 浜辺 将太氏

カラクリ株式会社でテクニカルアドバイザーをしつつ、複数の会社のCTO経験もある浜辺氏がエンジニアがマーケティングを学ぶと何になれるのかを発表していただきました。

浜辺氏は「マーケティングとは顧客の課題解決」と考えており、「マーケティングができるエンジニア=課題解決ができるエンジニア=ハッカー」ということで、マーケティングを学べばハッカーになれる!と紹介し、会場を盛り上げていました。
またエンジニアのキャリアとして、①技術のわかる○○、②スーパーエンジニア、③ハッカーを紹介し、参加者にはハッカーを目指してほしいとのことでした。

※ 発表資料はこちら

エンジニア+マーケティング=? from Findy

「建築業界の紙文化をスマホ文化にいかに変え、これからどうなるのか?」オクト 山下 大輔氏

次に株式会社オクトにてCMOされている山下氏はオクトがどのように建築業界にアプリを導入していったかを発表していただきました。

アプリを触ったことがない方が大半の建築業界の方に対して、LINEが拡大期にあったこともあり、LINEのUIに近いチャットツールにすることで導入障壁を下げ、ツールを導入し、そこからより複雑なツールを導入したという成功例を紹介されていました。
建築業界の大変さの紹介で会場が盛り上がっていました。

「住まい領域のCGM RoomClipのプロダクト開発」ルームクリップ 高橋 弘氏

リアルの部屋の写真を共有するルームクリップを運営しているルームクリップ株式会社の取締役高橋氏からは、異なるタイプのユーザーに向き合う開発の大変さとおもしろさを発表していただきました。

実際の開発現場で、写真に写っている家具を質問できる機能を実装する際、いかに質問したいユーザーから質問してもらいやすくするか、質問をもらったユーザーから質問に回答してもらうかの試行錯誤を詳しく紹介されていました。

※ 発表資料はこちら

住まい領域のCGM RoomClipのプロダクト開発 from Findy

「マーケティング変革と代理店が求めるエンジニアスキル」ADK 鳥居 健作氏

最後に株式会社アサツーディ・ケイの鳥居氏より、広告代理店が求めるエンジニアについて発表していただきました。

マーケティングが多様化する中でユーザーの位置情報などが活用されるようになり、気象情報を絡めることでより適切にマーケティングができた例を紹介されていました。データを用いたマーケティングが今後もより一層に重要になっていくとのことでした。

※ 発表資料はこちら

マーケティング変革と代理店が求めるエンジニアスキル from Findy

お礼と次回予告

本イベント開催にあたって、会場協力をお貸しいただいたRepro株式会社さま、ドリンク・フードスポンサーとして協賛いたたいだ下記企業さま、ありがとうございました。
株式会社アサツーディ・ケイ
株式会社オクト
カラクリ株式会社
ルームクリップ株式会社

参加してくださったみなさまもお忙しい中、ご参加いただきありがとうございました。

次回Engineer Next Labは「Engineer Next Lab#2〜CTOが予測する次に来る業界とは!?〜」です。エンジニア向けに医療、物流・モビリティ、不動産業界からCTO経験者が次に来る業界について語ります!

今回参加された方もできなかった方も奮ってご参加ください。

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