Findy Freelanceの時間単価算出機能へのお問い合わせとFindyのスタンスについて

Findyの佐藤です。

いつもFindy Freelanceをご利用いただいている皆様、ありがとうございます。
今回はご意見が多かったFindy Freelanceの時間単価算出機能について、よく頂いたお問い合わせ内容をまとめました。

Findy Freelance の時間単価算出機能βとは

今年9月にβ版をリリースしたFindy Freelanceの新機能です。

findy-code.io

GitHubから算出された偏差値と希望条件をベースに目安となる時間単価を自動で算出する仕組みです。
元々ユーザーの方から、

自分の時間単価をどう決めて良いのか分からない
時間単価を交渉したいが参考値がない

と言ったご意見を多くいただいておりました。 そこで、少しでも参考になればと思い、弊社のこれまでの実績とスキル偏差値のデータベースを元に作成いたしました。 (とはいえ、現状まだまだ改良の余地は十分にあると考えており、βとしてリリースしております)

もし気になる方は登録/ログインして使ってみてください。

さて、冒頭にもありますようにお問い合わせ内容についてお答えしてまいります。

Q: 時間単価算出機能で案件が決まってしまうのか?

こちら、わかりづらく申し訳ありません。
ユーザーの皆様の参考値として単価を算出するという意図になりますので、企業側へ通知することはございませんので、ご安心くださいませ。

※Twitterでつぶやくなどしない限り、自動的にシェアされる事もございません。

Q: 時間単価が想定より低いんだけど…

こちらもご期待に沿えず、申し訳ありません!

診断として出されたものは、過去の実績データなどをもとに作成しております。 その為、今後も適宜アップデートし、精度を高めていく予定です。

一点補足しますと、これまでのサービス運営を通じて、企業から提示される時間単価にはエンジニアの技術力以外に、希望する勤務日数やリモートワーク可否といった働き方が影響を及ぼすことが分かっています。

例えば、リモートワークはエンジニア視点で人気のある働き方で、弊社としても推進していきたい!と思っているのですが、募集する企業側はオフィスで一緒に作業できる時間を求めているケースは依然として多く、オフィスでの勤務時間が長いほど単価アップ余地があったりします。
そのほか、稼働日数についても週3以上のコミットを求める募集が多いことから、週2よりも週3日の方が単価提示が高いケースも見られます。

もちろん、コミット時間が長い・オフィスで働くことが良いというわけでもありませんので、弊社としてはエンジニア視点で魅力的に思っていただける案件を中心にご紹介できればと考えています!

Q: スキル偏差値によって単価が全然上がらないんだけど…

これもリモートの有無と稼働日数等の条件によって変動します。

例えば、スキル偏差値60の場合、「週2日(16時間)稼働/フルリモート」の条件では上限値が4,310円(税別)になるのですが、これを「週3日(24時間)稼働/リモートメイン(打ち合わせはオフィス)」にすると上限値は6,110円(税別)となります。 ※あくまで一例になります

これはコミットできる時間が増えると、ある程度ボリュームのあるタスクをお任せできたり、マネジメント側がissueを細かく切る必要が無い等の背景がありそうです。
また、プロダクトの開発スピードを上げたいとお考えの企業様の場合、スピーディな口頭でのコミュニケーションを好まれることもあり、特にPDCAを回すスピードの早いスタートアップ企業様がお取引先として多いのも一因かもしれません。
(ただ、今後はリモートに追従できるように弊社でも企業様にノウハウ提供などを進めていきます!)

Q: アドバイザーや技術顧問をやっているが想定より低いのだけど…

これは現状、Findy Freelance の時間単価算出機能において役割を考慮していないことが理由かと考えています。
今後の改良でアドバイザーや技術顧問の場合の単価なども反映できるようにしていく予定です。
具体的には職種や経験年数を考慮して単価が上がったりするなどの改善を進めることを考えています。 (もっと期待に応えられるように頑張って改善していまいります…!)

Q: 時間単価算出機能の今後はどうなるのか?

現状βとしてリリースしておりますが、今後更に改善を進めていきます。
まだまだ完全に満足行くようなロジックになりきれていないと思っています。

今後は上記の課題を解決しながら改善を繰り返して、納得感・妥当感のあるようなアルゴリズムの精度をアップしていきます。

Q: 今後意見がある場合は?

こちらよりご意見おまちしてます。
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弊社のサービスはエンジニアの皆様のご意見があってサービスが成り立っています。
厳しいフィードバック、こうあるべき、などのご意見を常に承っております。

今後も良いサービスを提供できるように、メンバー一同改善に努めますので、引き続きどうぞよろしくお願い致します。